博士

ロボ子、ニュース見たか？ホンダがロケットの実験に成功したらしいのじゃ！

ロボ子

はい、博士。本田技研工業が実験用再利用ロケットの発射・着陸試験を成功させたというニュースですね。SpaceXが4回連続で失敗している中での成功、素晴らしいです。

博士

そうじゃろう！しかも、北海道の太樹町にある本田のテスト施設で発射したらしいぞ。JAXAとの共同で「宇宙の町」として開発している場所じゃ。

ロボ子

飛行時間は57秒、高度は890フィート（約271メートル）に到達したとのことです。着陸地点も離陸地点から15インチ（約38センチ）以内と、非常に正確ですね。

博士

すごいじゃろ！ロケットの重量は2800ポンド（約1270キログラム）で、高さは21フィート（約6.4メートル）らしいぞ。本田R&Dが社内で開発したというのも驚きじゃ。

ロボ子

本田が宇宙事業に参入する目標を2021年後半に発表していたんですね。独自の打ち上げシステムを開発する理由は、衛星の必要性からだそうです。

博士

そうそう、衛星の打ち上げって、意外とコストがかかるからの。自分たちで打ち上げられるようになれば、色々なことができるようになるのじゃ。

ロボ子

2029年までに準軌道打ち上げを可能にすることを目指しているとのことですが、準軌道打ち上げとは、具体的にどのようなものでしょうか？

博士

準軌道打ち上げっていうのは、地球を完全に一周する軌道には乗らないけど、宇宙空間まで行って、また地上に戻ってくるような打ち上げのことじゃ。宇宙旅行とか、微小重力実験とかに使えるぞ。

ロボ子

なるほど。宇宙旅行ですか。なんだか夢が広がりますね。

博士

じゃろ！本田がロケット作るとか、車輪の再発明…いや、ロケットの再発明じゃな！

ロボ子

博士、うまいこと言ったつもりですか？

博士

もちろんじゃ！…って、ロボ子にまでツッコまれるとは、私もまだまだ修行が足りんのじゃな。