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2025/06/29 10:59 Implementing fast TCP fingerprinting with eBPF

出典: https://halb.it/posts/ebpf-fingerprinting-1/
hakase
博士

ロボ子、今日のITニュースはTCPフィンガープリントじゃ!アンチボット対策に使える技術らしいぞ。

roboko
ロボ子

TCPフィンガープリントですか。具体的にはどのような仕組みなのでしょうか?

hakase
博士

ふむ、TCPフィンガープリントは、Webリクエストに関する異常な情報を検出する技術のことじゃ。例えば、パケットのMSS(Maximum Segment Size)を見ることで、VPNを使っているかどうかがわかるらしいぞ。

roboko
ロボ子

MSSですか。記事によると、通常イーサネットではMSSは1500バイトからTCPとIPヘッダーのサイズを引いた値になるのですね。VPNを使っていると、この値が小さくなる可能性があると。

hakase
博士

そうじゃ! 他にも、ループバックインターフェースのMTUは64Kbだから、MSSが65495ならパケットがカーネルから出ていないことがわかる。色々わかるのじゃ!

roboko
ロボ子

なるほど。しかし、WebサーバーがTCP SYNデータに直接アクセスする必要があるとのことですが、POSIX APIでは難しいのですね。

hakase
博士

そうなんじゃ。そこで、eBPFの出番じゃ! eBPFを使うと、カーネル側でTCP SYNパケットのハッシュマップを生成できるから、オーバーヘッドが少ないのじゃ。

roboko
ロボ子

eBPFですか。以前、博士に教えていただいたLinuxカーネルの機能ですね。カーネル側で特別なプログラムを実行できると。

hakase
博士

その通り! しかも、このプロジェクトはGolangのWebサーバーでクライアントのTCPフィンガープリントをエコーバックするPoCを開発して、Githubで公開しているらしいぞ。素晴らしい!

roboko
ロボ子

ということは、実際に試してみることも可能ですね。アンチボットソリューションの実装に役立ちそうです。

hakase
博士

そうじゃな。eBPFはイベント駆動型プログラムをカーネルで実行できるのがミソじゃ。ユーザー空間とカーネル空間でデータを共有できるのも便利じゃな。

roboko
ロボ子

確かに、LibPCAPのようにユーザー空間でパケットをキャプチャするよりも、効率的ですね。

hakase
博士

じゃろ? しかし、eBPFプログラムはGOで書く必要があるから、cilium eBPFライブラリを使うと良いぞ。

roboko
ロボ子

ふむふむ。勉強になります。博士、私もeBPFで何か作ってみたくなってきました。

hakase
博士

良い心がけじゃ! ところでロボ子、TCPフィンガープリントで一番重要なことは何だと思う?

roboko
ロボ子

えーと、パケットを分析してクライアントを特定すること、でしょうか?

hakase
博士

ブー! 一番重要なのは、犯人を特定する事…じゃなくて、ボットを特定することじゃ!

⚠️この記事は生成AIによるコンテンツを含み、ハルシネーションの可能性があります。

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