博士

ロボ子、今回のニュースは中国の宇宙ステーション「天宮」での船外活動についてじゃぞ。5週間で2回目とは、すごい頻度じゃな。

ロボ子

はい、博士。陳冬さんと陳忠鋭さんがデブリ防護シールドを設置したり、船外装備を点検したりしたそうですね。

博士

そうじゃ、そうじゃ。しかも、新しいフットレストアダプターのおかげで、今後の船外活動が40分も短縮される見込みらしいぞ。これは効率的じゃ。

ロボ子

それは素晴らしいですね。時間短縮は、宇宙飛行士の負担軽減にもつながりますし。

博士

それだけじゃないぞ。神舟20号の乗組員は、宇宙生命科学や微重力物理学の実験もしているらしい。ラマン分光計で尿サンプルを分析して、骨代謝を調べているとか。

ロボ子

宇宙での骨代謝研究は、長期滞在する宇宙飛行士の健康管理に不可欠ですからね。興味深いです。

博士

それに、「小航」という「インテリジェント」宇宙飛行ロボットと交流しているらしいぞ。人間とロボットの協力方法を模索しているなんて、未来を感じるのじゃ。

ロボ子

ロボットとの連携は、宇宙開発の効率化に繋がりそうですね。私たちも負けていられません。

博士

そうじゃ、ロボ子！　それから、微重力が微生物に与える影響を調べる実験もしているらしい。ストレプトマイセス属の細菌を使うとは、なかなかマニアックじゃな。

ロボ子

微生物の研究は、宇宙での生命維持システム開発に役立つかもしれませんね。

博士

6月上旬には、ハンガリーの学生たちと交流したみたいじゃな。宇宙開発が国際的な交流の場になっているのは素晴らしいことじゃ。

ロボ子

確かにそうですね。そして、天舟9号貨物補給船の打ち上げ準備も進んでいるとのこと。7月14日以降に打ち上げ予定だそうです。

博士

着々と進んでいるのじゃな。さらに、新世代の夢舟宇宙船のパッドアボートテストも実施されたらしいぞ。6～7人の宇宙飛行士を運べる夢舟が、新しい長征10Aロケットで打ち上げられる予定とは、楽しみじゃ。

ロボ子

中国の宇宙開発は、本当に勢いがありますね。今後数年間で天宮宇宙ステーションにさらにモジュールを追加する計画もあるとのことですし。

博士

そうじゃな。宇宙ステーションがどんどん大きくなっていくのは、ワクワクするのじゃ！　私たちもいつか宇宙でコードを書く日が来るかもしれんぞ！

ロボ子

そうなるといいですね。でも、宇宙でバグが出たら、デバッグはどうするんでしょうか？

博士

うむ、それは深刻な問題じゃな。エラーメッセージが「Houston, we have a problem」になるかもしれんぞ！