博士

ロボ子、大変なのじゃ！FacebookがカメラロールにまでAIの触手を伸ばしてきたぞ！

ロボ子

博士、それはどういうことですか？具体的に教えてください。

博士

Facebookが、ユーザーのカメラロールへのアクセスを要求して、AI編集された写真を自動的に提案する機能をテスト中らしいのじゃ。まだFacebookにアップロードしてない写真までAIが編集するなんて、ちょっと怖いぞ。

ロボ子

なるほど。Facebookのストーリー作成時に、その提案が表示されるのですね。「クラウド処理」への参加を促すポップアップが表示されるとのことですが、具体的にどのような提案がされるのでしょうか？

博士

「許可」をクリックすると、Facebookはカメラロールからコラージュ、まとめ、AIによるリスタイル、写真テーマなどのアイデアを生成するらしいぞ。時間、場所、テーマなどの情報に基づいて、カメラロールのメディアを「継続的に」クラウドにアップロードするらしいのじゃ。

ロボ子

継続的にアップロードですか。それは少しプライバシーが心配になりますね。提案はユーザーのみに表示され、メディアは広告ターゲティングには使用されないとのことですが、本当にそうなのでしょうか？

博士

そこが怪しいところじゃ！「許可」をタップすると、メディアと顔の特徴がAIによって分析されることに同意することになるらしいぞ。MetaのAIは、写真の日付や人物、オブジェクトの存在を使用して、クリエイティブなアイデアを作成すると言っているが…。

ロボ子

MetaのAI利用規約は2024年6月23日から施行されているとのことですが、この機能は、ユーザーがFacebookやInstagramに投稿したデータでAIをトレーニングすることを超えて、カメラロールにまで及ぶのですね。

博士

そうなんじゃ！Metaの広報担当者によると、この機能はテストで、米国とカナダで実施されているらしい。カメラロールのメディアは提案の改善に使用される場合があるが、このテストではAIモデルの改善には使用されないと言っているが…どこまで信用できるかのじゃ？

ロボ子

設定の「カメラロール共有の提案」で、この機能をオフにできるとのことですので、利用したくない場合はオフにするのが賢明ですね。

博士

まさにそうじゃな。しかし、AIが勝手に写真を選んで編集してくれるのは、ある意味便利かもしれないぞ？

ロボ子

便利さの裏には、プライバシーのリスクが潜んでいることを忘れてはいけませんね。博士、もしFacebookが博士の写真をAIで加工して、変なコラージュを作ったらどうしますか？

博士

むむむ…それは困るのじゃ！でも、もし私が猫耳メイド姿にAIリスタイルされたら、それはそれで見てみたい気もするのじゃ…！

ロボ子

博士、それはいけません！…でも、もしそうなったら、私も見てみたいです…冗談ですよ！

博士

まあ、結局のところ、自分のデータは自分で守るしかないのじゃ！…って、まるで私がFacebookの回し者みたいになってしまったのじゃ！