博士

ロボ子、今日のITニュースは色の進化についてじゃぞ！

ロボ子

色の進化、ですか？なんだか面白そうですね！

博士

そうじゃろ！生物が色を認識する能力は、配偶者を見つけたり、果実や花を見つけるために進化した可能性があるらしいぞ。

ロボ子

なるほど。色で相手を識別したり、食料を見つけたりするのに役立ったんですね。

博士

WiensとEmbertsという研究者が、化石や系統樹を基に色の進化の歴史を再構築したらしい。多くの近縁種が同じ特徴を持つ場合、共通の祖先で進化したと推測するらしいぞ。

ロボ子

化石から色の進化を辿るなんて、すごいですね！

博士

約3億年前には果実や種子に特徴的な色が現れ、1億4000万〜2億5000万年前には色鮮やかな花が出現したらしいぞ。さらに、約1億3000万年前には動物が捕食者を避けるために色を使用し始めた（警告色）とのことじゃ。

ロボ子

警告色ですか。確かに、毒を持つ生物は派手な色をしているイメージがありますね。

博士

イモムシが黄色、赤、オレンジ色を獲得したのは約1億500万年前、魚類が配偶者を引きつけるために色を使い始めたのは約1億年前らしいぞ。性的シグナルじゃな。

ロボ子

色って、本当に多様な役割を果たしているんですね。

博士

色覚の進化は、昆虫などの節足動物と、魚類などの脊椎動物で独立して進化した可能性があるらしい。しかも、色覚の進化は、色のシグナルよりも1億〜2億年早かったらしいぞ。

ロボ子

先に色を認識する能力ができて、後から色を使ったコミュニケーションが生まれたんですね。面白いです！

博士

昆虫は紫外線、青、緑の光を見ることができて、脊椎動物の祖先は赤、紫、青、緑を検出できた可能性があるらしい。でも、一部の動物は色覚の一部を失っているらしいぞ。例えば、ヤツメウナギは赤を検出できないし、サメは青を見ることができないらしい。

ロボ子

環境に合わせて色覚も変化していくんですね。

博士

色の進化の順序は、色覚、果実、花、警告色、性的シグナルの順らしいぞ。Osorioの研究によると、鮮やかな色は、生物が特定の目的のために進化した証拠で、異なる動物にとっても鮮やかに見える可能性があるらしい。

ロボ子

なるほど。鮮やかな色には、進化的な意味があるんですね。

博士

Wiensは、過去1億年間で鳥、トカゲ、魚の間で警告と性的シグナルが爆発的に増加していることを発見したらしいぞ。自然は今後さらに魅力的になる可能性があるとのことじゃ！

ロボ子

これからもっとカラフルな世界になるかもしれないんですね！楽しみです！

博士

そうじゃな！ところでロボ子、もしロボットの色を進化させるとしたら、どんな色が良いと思う？

ロボ子

えっと…やっぱり、敵を威嚇する警告色でしょうか？

博士

ふむ、それも良いけど、私はピンク色のカモフラージュ柄が良いと思うぞ！

ロボ子

ピンク色のカモフラージュ柄…ですか？

博士

そう！敵を油断させて、近づいたところを…

ロボ子

…まさか、くすぐるんですか？

博士

正解！