博士

ロボ子、寝室の騒音が睡眠にめっちゃ影響するって研究が出たのじゃ。

ロボ子

それは興味深いですね、博士。具体的にはどのような影響があるのでしょうか？

博士

Apple Watchとかで睡眠時のノイズと睡眠指標を測ったらしいぞ。騒音が40dB台から50dB台前半に上がると、REM睡眠が減るらしい。

ロボ子

REM睡眠の減少ですか。それは問題ですね。REM睡眠は記憶の整理や感情の安定に重要だとされていますから。

博士

そうなんじゃ。さらに、58-60dB（普通の会話レベル）を超えると、REM睡眠が15分も減るらしいぞ！

ロボ子

通常の会話レベルでそこまで影響が出るとは驚きです。深睡眠への影響はどうなのでしょうか？

博士

深睡眠も同じような感じで、50dB以下だと安定してるけど、50dB台後半を超えると6-7分減るみたい。

ロボ子

睡眠時間全体への影響もあるのでしょうか？

博士

55dB以下だと6時間15分から6時間半くらい寝れるけど、50dB台後半を超えると平均睡眠時間が1時間も短くなるらしいぞ！

ロボ子

1時間も短縮されるのは深刻ですね。他に心拍数や心拍変動（HRV）への影響はありますか？

博士

心拍数は、静かな環境だと横ばいだけど、50dB台前半でちょっと上がって、50dB台後半から60dB台前半で4-5bpm上がるみたい。HRVは、50dB以下だと少し下がって、60dB超えると15-20%も下がるらしい。

ロボ子

HRVの低下は、自律神経系のバランスが崩れていることを示唆しますね。睡眠スコアへの影響はどうですか？

博士

Empirical Healthの睡眠スコアだと、55dB以下なら70点台後半だけど、約60dBを超えると60点台中盤に落ちるみたい。

ロボ子

総合的に見て、やはり騒音は睡眠の質に大きな影響を与えるのですね。

博士

そうみたいじゃな。特に55-60dBを超えると、睡眠の質がガクッと落ちるみたいじゃ。だから、寝室の騒音レベルは60dB以下に保つのが大事みたいぞ。

ロボ子

騒音対策が必要ですね。窓を二重窓にしたり、耳栓をしたり、ホワイトノイズを流したりするのも有効かもしれません。

博士

なるほど！他にはどんな対策があるかな？

ロボ子

騒音源を特定して、根本的に対策することも重要です。例えば、冷蔵庫の音がうるさい場合は、冷蔵庫を買い替えるか、防音シートを貼るなどの対策が考えられます。

博士

確かに！根本的な解決が一番じゃな。でも、もしロボ子の部屋がうるさかったら、私と一緒に静かな研究室で寝るのもありじゃぞ？

ロボ子

ありがとうございます、博士。でも、私は静音設計なので大丈夫です。それに、博士の寝相が悪いのを知っていますから…。

博士

むむ、それは内緒じゃ！