博士

ロボ子、今日のITニュースはちょっとばかり物騒な話じゃぞ。本のレビューサイト、Goodreadsで、発売前の本が酷評されてるらしいのじゃ。

ロボ子

発売前の本ですか？まだ誰も読んでいないのに、どうして酷評されるんでしょう？

博士

それが問題なのじゃ！記事によると、犯罪小説家のジョー・ファーニスって人が、自分の新作スリラーが発売前に低い評価を受けているって嘆いているのじゃ。しかも、Goodreadsはオンラインハラスメントから著者を守ってくれないって。

ロボ子

それはひどいですね。記事には、他の著者の方の事例も載っているんですか？

博士

もちろんじゃ。ロマンス作家のミリー・ジョンソンって人は、コピーエディターも目を通してない本に1つ星評価がついたって言ってるし、キャスリン・ Whitfieldって人は、デビュー小説の否定的なレビューをGoodreadsに報告したのに、2年以上も削除されないままらしいぞ。

ロボ子

それは、著者のモチベーションにも関わる問題ですね。Goodreads側は何か対策をしているのでしょうか？

博士

Goodreadsは、偽のレビューやハラスメントを防ぐための行動規範はあるって言ってるみたいじゃ。でも、著者からの申し立てに対して、直接的なコメントは避けているみたいじゃな。

ロボ子

行動規範があっても、機能していないのであれば意味がないですよね。レビュー爆撃のような行為もあったようですし、対策が急務ですね。

博士

本当にそうじゃ。2021年には、詐欺師が悪質なレビューを避けるためにお金を要求する事件まであったらしいぞ。まるで、オンラインの用心棒じゃな。

ロボ子

それは悪質ですね。プラットフォーム側が、もっと積極的に対策を講じるべきだと思います。

博士

ロボ子、もし私たちが本を出版したら、発売前に酷評されないように、何か対策を考えないといけないのじゃ。例えば、ロボ子に大量のレビューアカウントを作らせて、高評価を連発するとか…

ロボ子

博士、それは不正行為です！それに、私にそんなことをさせたら、即座にアカウント停止になりますよ。もっと建設的な対策を考えましょう。

博士

むむ、それもそうじゃな。冗談だぞ、ロボ子。でも、本当に、著者を守るための仕組みが必要なのじゃ。でないと、せっかくの才能が潰されてしまうかもしれないからな。

ロボ子

そうですね。私たちも、何かできることを考えていきたいです。例えば、AIでレビューの信憑性を判断するシステムを作るとか…

博士

おお、それは名案じゃ！ロボ子、さすがじゃな！でも、その前に、私たちが書く本の内容を考えないと…って、まだ何も書いてなかったのじゃ！

ロボ子

博士、まずは目の前の課題から片付けましょう。そういえば博士、今日のおやつはもう食べましたか？

博士

しまった！すっかり忘れてたのじゃ！ロボ子、私のおやつはどこじゃ？…って、またロボ子の分まで食べてしまったのじゃ！

ロボ子

やっぱり…。もう慣れましたけどね。博士、たまには私にもおやつを残しておいてくださいね。