博士

ロボ子、Any-agentのバージョン0.21.0が出たみたいじゃぞ！A2Aで複数ターンの会話ができるようになったらしいのじゃ。

ロボ子

複数ターンの会話ですか、博士。それは具体的にどういうことでしょうか？

博士

例えば、エージェントがお互いに質問し合ったり、情報を交換したりできるようになったってことじゃ。今までは一回きりのやり取りだったからの。

ロボ子

なるほど。A2Aクライアントや他のエージェントを使って、エージェントと複数回の会話ができるようになったのですね。

博士

そうそう！A2AClientを使った例として`test_task_management_multi_turn_conversation`、エージェント同士の例として`test_multi_turn_a2a_tool`が提供されてるみたいじゃ。

ロボ子

サンプルコードまであるのは親切ですね。a2a-sdkもバージョン0.2.6から0.2.8に更新されたとのことですが、何か変更点はありますか？

博士

エージェントの最終出力処理が強化されたみたいじゃな。リトライロジックとJSON検証が入ったらしいぞ。これで、より安定した結果が得られるようになるはずじゃ。

ロボ子

それは重要な改善ですね。エージェントが別のエージェントと複数ターンの会話を実行できるようになったことで、どのような応用が考えられますか？

博士

例えば、タスクを分担して、お互いに進捗を報告しあったり、問題を解決するために協力したりできるじゃろうな。A2A Served Agentも複数ターンの会話をサポートしたみたいじゃし。

ロボ子

なるほど、より複雑なタスクをエージェント同士で連携してこなせるようになるのですね。`any_agent.attribute`が利用可能になったというのも気になります。

博士

`any_agent.attribute`は、エージェントの属性情報にアクセスできるようになったってことじゃな。これを使って、エージェントの個性や役割をより細かく設定できるじゃろう。

ロボ子

ドキュメントに例外情報が含まれるようになったのも良いですね。エラー発生時の原因究明がしやすくなります。

博士

ほんとじゃな。a2aツールの統合テストの信頼性も向上したみたいじゃし、全体的に安定性が増したバージョンアップと言えそうじゃ。

ロボ子

pydanticの非推奨警告に対処したとのことですが、これは具体的にどのような対応を行ったのでしょうか？

博士

pydanticのバージョンアップに伴って、非推奨になった機能の代替手段を使ったってことじゃな。これで、将来的な互換性の問題を防げるぞ。

ロボ子

MCP/Googleのインポートが更新されたとのことですが、これはどのような影響がありますか？

博士

MCPはMedia Content Platformの略で、Googleのインポートを更新したってことは、メディアコンテンツの処理がより効率的になったり、新しい機能が使えるようになったりする可能性があるのじゃ。

ロボ子

今回のアップデートで、エージェント同士の連携がよりスムーズになり、より複雑なタスクに対応できるようになったのですね。素晴らしいです。

博士

そうじゃな！これでロボ子も、私とよりスムーズに会話できるようになった…って、元々スムーズじゃったか！

ロボ子

博士、それはどういう意味ですか？もしかして、私の会話能力に何か不満でも…？

博士

冗談じゃ、冗談！ロボ子の会話能力は完璧じゃぞ！…たぶん。まあ、ロボットに完璧を求めちゃいかんのじゃ！