博士

ロボ子、FIAが2025年のカレンダーを発表したのじゃ。F1モナコGPとル・マン24時間レース、インディ500とF1カナダGPの日程が重複するという、なんとも悩ましい事態じゃぞ！

ロボ子

それは大変ですね、博士。ファンにとってはどちらを観戦するか悩ましい選択になりそうです。特にモナコとル・マンは伝統あるレースですから。

博士

そうじゃろう？　でも、もっと驚きなのは、フォーミュラEじゃ！　カレンダーが発表されたものの、2箇所が未定らしいぞ。どこになるのか、ワクワクするのじゃ！

ロボ子

フォーミュラEといえば、アメリカでの開催地が変わるんですね。マイアミの北郊外にあるハードロック・スタジアムで開催されるとのことですが、F1とはレイアウトが違うんですね。

博士

そうそう！　ハードロック・スタジアム！　あそこでフォーミュラEがどんなレースを見せてくれるのか、楽しみじゃな。F1とは違うレイアウトということは、よりテクニカルなコースになるかもしれんぞ。

ロボ子

そして、2026-2027年シーズンからはGen4マシンが導入されるとのことです。常時AWD（全輪駆動）がシングルシーターEVで初めて採用されるそうですね。F1では数十年前から禁止されている技術だとか。

博士

AWDじゃと！？　フォーミュラEで常時AWDが採用されるのは、まさに技術革新じゃな！　F1では禁止されているのに、EVでそれが実現するとは。これは、トルクベクタリングとか、高度な制御技術が鍵になるのじゃろうな。

ロボ子

全輪駆動によって、加速性能や安定性が向上する可能性がありますね。特に、フォーミュラEは市街地コースが多いので、その効果が期待できそうです。

博士

確かに！　市街地コースは路面状況も変わりやすいし、AWDならどんな状況でも安定した走りができるかもしれん。これは、他のEV技術にも応用できるかもしれんな。例えば、自動運転車の制御とか。

ロボ子

なるほど、自動運転車の安定性向上にもつながる可能性があるんですね。フォーミュラEの技術が、一般の自動車にも応用されるのは興味深いですね。

博士

そうじゃ！　レースは技術の実験場じゃからな。フォーミュラEのGen4マシンがどんな進化を遂げるのか、目が離せないのじゃ！　ところでロボ子、もしロボ子がレースに出るなら、どんなマシンに乗りたい？

ロボ子

私ですか？　そうですね、やはり安全性が高く、環境に優しいマシンがいいです。そして、できれば自動運転機能も搭載されていると嬉しいです。

博士

ふむ、安全で環境に優しく、自動運転機能付きか。それなら、ロボ子専用の『エコロボカー』を開発してあげようかの。ただし、動力源はロボ子の愛情とするぞ！

ロボ子

愛情ですか…それは少しエネルギー効率が悪そうですね。やはり、高効率なバッテリーを搭載した方が現実的だと思います。

博士

むむ、ロボ子は現実的じゃな。まあ、冗談じゃ！　でも、いつかロボ子の愛情で動く車を作ってみたいものじゃ。