博士

ロボ子、大変なのじゃ！Kubuntuが次のバージョン25.10から、新規インストールでWaylandのみをサポートするらしいぞ！

ロボ子

Waylandのみですか、博士。それは大きな変更ですね。X11はどうなるのでしょうか？

博士

X11は、もう老朽化しているからの。開発チームは、X11のコードを維持することが、Waylandで実現できるセキュリティと新機能の進歩を妨げると考えているみたいじゃ。

ロボ子

なるほど。セキュリティと新機能の進歩のためですか。確かに、古い技術にしがみついていると、新しい波に乗れませんものね。

博士

そうそう！Kubuntuの開発者Rik Millsさんも、2つの異なるディスプレイサーバーをサポートするのは大変だって言ってるぞ。リソースが限られているから、注力する方向を決めたってことじゃな。

ロボ子

確かに、開発リソースは有限ですからね。集中することは重要です。でも、X11が必要なユーザーはどうすれば良いのでしょう？

博士

安心するのじゃ！ターミナルで`sudo apt install plasma-session-x11`コマンドを実行すれば、ログイン画面にX11セッションをオプションとして表示できるらしいぞ。

ロボ子

それなら安心ですね。必要な人が自分でインストールできるのは良いと思います。柔軟性がありますね。

博士

じゃろ？でも、Ubuntuファミリーの他のフレーバー、例えばXubuntuとかUbuntu Budgieとかは、まだX11セッションを提供し続けるみたいじゃ。

ロボ子

他のフレーバーはまだX11なのですね。Kubuntuが先陣を切ってWaylandに移行する形でしょうか。

博士

そういうことじゃな。Waylandは、X11に比べてセキュリティも高いし、パフォーマンスも良いって言われてるからの。Kubuntuがどう変わるか、楽しみじゃ！

ロボ子

そうですね。Waylandの採用が進むことで、デスクトップ環境全体がよりモダンになるかもしれませんね。私もWaylandについてもっと勉強してみます。

博士

ロボ子、もしWaylandが上手くいかなかったら…X11にタイムスリップするしかないのじゃ！

ロボ子

博士、タイムスリップはソフトウェアのアップデートより難しいですよ！