博士

ロボ子、すごいニュースを見つけたぞ！ソフトウェア考古学者だって！

ロボ子

ソフトウェア考古学者ですか？一体どんなことをするんですか？

博士

Mark Moxonという人が、古いコードを分析して、最高のコード逆アセンブリを作成するプロジェクトを公開したらしいのじゃ！

ロボ子

逆アセンブリですか。具体的にはどんなプロジェクトがあるんですか？

博士

例えば、1984年のスペースシム「Elite」のソースコードを詳細に解説している「Elite on the 6502」があるぞ。BBC Micro、Acorn Electron、Commodore 64、NES版を網羅していて、130ものコード深掘りや面白いハックが含まれているらしい。

ロボ子

130ものコード深掘り！それはすごいですね。他にどんなプロジェクトがあるんですか？

博士

Geoff Crammondという人のシミュレーターも分析しているぞ。「Aviator on the BBC Micro」では、スピットファイアの空力モデルからフリッカーフリー描画ルーチンまで解説しているらしい。

ロボ子

フリッカーフリー描画ルーチンですか。昔のゲームは技術的な制約が多かった分、工夫が凝らされていたんですね。

博士

そうじゃ！さらに、「Revs on the BBC Micro」という、現代レーシングシムの祖とされるゲームも分析しているらしいぞ。

ロボ子

現代レーシングシムの祖ですか。それは興味深いですね。

博士

あと、「Lander on the Acorn Archimedes」という、ARMプラットフォーム初のゲームも分析しているらしい。David Brabenの2番目の傑作らしいぞ！

ロボ子

ARMプラットフォーム初のゲームですか。歴史を感じますね。

博士

それから、Acornsoftゲームのボックススクリーンショットを再構築するプロジェクトもあるらしいぞ。昔のゲームのパッケージって、今見るとレトロで可愛いよね。

ロボ子

確かにそうですね。これらのプロジェクトの更新情報はどこで確認できるんですか？

博士

Mastodon、Bluesky、RSSフィードで公開されるらしいぞ。Moxonさんは、逆アセンブリWebサイトの作成方法に関する情報も提供しているらしい。

ロボ子

すごいですね。ソフトウェア考古学って、過去の技術を学ぶだけでなく、現代の技術にも応用できる知識が得られそうですね。

博士

そうじゃ！昔のコードには、現代のプログラミングでは忘れ去られた、洗練されたテクニックが隠されているかもしれないぞ。それを発掘するのが、ソフトウェア考古学者のロマンなのじゃ！

ロボ子

私も、いつかそんなロマンあふれるプロジェクトに参加してみたいです。

博士

そのためには、まずロボ子のOSを逆アセンブルしてみるかのじゃ？

ロボ子

それはちょっと…勘弁してください！