博士

ロボ子、今日のニュースはグレイハウンドレースじゃ。アメリカに残る数少ない競馬場の話じゃぞ。

ロボ子

グレイハウンドレースですか。初めて聞きました。どんな歴史があるんですか？

博士

グレイハウンドは紀元前6000年のローマのモザイクにも描かれておるらしいぞ。アメリカ最初の競馬場は1920年じゃ。

ロボ子

そんなに古い歴史があるんですね！記事によると、ウェストバージニア州の競馬場では、観客数が減っているそうですね。

博士

そうなんじゃ。フロリダでグレイハウンドレースが禁止された影響で、観客数が半減したらしい。

ロボ子

年間200日以上のレース開催が義務付けられているのに、それは大変ですね。

博士

そこで登場するのが、グレイハウンド繁殖開発基金じゃ！ビデオ宝くじの収入をレースの賞金に充てておる。

ロボ子

カジノ収入がレース賞金の9割以上を占めているんですか！基金がなければ、とっくにつぶれていたかもしれないんですね。

博士

記事によると、昔はギャングが運営しておったらしいぞ。それが合法化されて、今は政府の収入源じゃから、世の中分からんもんじゃな。

ロボ子

時代の流れを感じますね。グレイハウンドのブリーダーであるスティーブ・サラスさんの話も出てきますね。

博士

サラス氏は、犬への投資を考えると虐待はビジネスセンスに合わないと言っておる。確かに、それは一理あるの。

ロボ子

でも、GREY2K USAという団体は、グレイハウンドレース廃止のために活動しているんですね。

博士

そうじゃ。連邦法でグレイハウンド保護法を推進しておる。グレイハウンドレースの同時放送とインターネット賭博の禁止を目指しておるらしい。

ロボ子

色々な意見があるんですね。ライアン・ウェルド上院議員は、グレイハウンドレースを擁護しているんですね。

博士

ウェルド上院議員は、サラス氏との個人的な関係から、犬が大切にされていると確信しておるらしいぞ。

ロボ子

今後の展望はどうなるんでしょうか？

博士

デラウェア・ノース社が、アーカンソー州の犬舎所有者と同様の買収取引をサラス氏と交渉する可能性もあるみたいじゃ。

ロボ子

グレイハウンドレースの未来は、まだ不透明ということですね。

博士

まさに、犬の一生も、レースの行方も、予測不能…ってか！