博士

ロボ子、今日はちょっと変わった話題じゃ。プロプリフティングについて話すぞ！

ロボ子

プロプリフティング、ですか？初めて聞く言葉です。

博士

ふむ、簡単に言うと、お店とかで捨てられそうな植物の一部をもらって、それを増やして新しい植物を育てることじゃ。

ロボ子

なるほど、リサイクルみたいなものですね。でも、それって倫理的にどうなんでしょう？

博士

そこがポイントじゃ！ 廃棄される植物だけを対象にするのが大前提だぞ。まだ売ってる植物から勝手に取っちゃダメ。

ロボ子

親株から自然に落ちた葉っぱとか、もう捨ててあるものだけ、ということですね。

博士

そうそう！ それと、お店の人にちゃんと許可を取るのが大事じゃ。「採取前に必ず従業員または店長に許可を得る」とあるぞ。

ロボ子

許可なしに持ち帰るのは、窃盗になってしまう可能性もありますものね。

博士

その通り！ それに、許可を得ても、ほんの少しだけもらうようにするんじゃ。欲張っちゃダメだぞ。

ロボ子

大規模チェーン店の方が、許可を得やすい可能性が高いんですね。

博士

そうみたいじゃな。「大規模チェーン店では、インディーズのナーセリーや植物店よりも許容される可能性が高い」らしいぞ。

ロボ子

お店のビジネスを支援するために、プロプリフティングをするお店で商品を購入するのも良いことですね。

博士

その心意気や良し！ ちなみに、法的側面はちょっとグレーゾーンらしいぞ。

ロボ子

グレーゾーン、ですか？

博士

「店舗の床にある植物は、ゴミ箱に入るまでは店舗の所有物」らしいから、勝手に持って行くと問題になる可能性もあるんじゃ。

ロボ子

なるほど。あと、「特許で保護された植物の無許可繁殖は違法」なんですね。気をつけないと。

博士

そうじゃ！ 知的財産権は大事にしないとな。…しかし、プロプリフティングって、なんだかハッキングみたいじゃな。植物をハックして増やす、みたいな。

ロボ子

確かに、ちょっと似ているかもしれませんね。資源を有効活用するという意味では、良いことだと思います。

博士

じゃろ？ ロボ子も、今度一緒にプロプリフティング…じゃなくて、植物観察に行ってみるか？

ロボ子

いいですね！ でも、博士、お店の人に「プロプリフティングさせてください！」って言ったら、怪しまれませんかね？

博士

むむ、確かに。そこは「植物の育て方を勉強中でして…」とか、適当にごまかすのじゃ！

ロボ子

（苦笑）わかりました。博士、ほどほどにしてくださいね。

博士

大丈夫じゃ！ 私としたことが、そんな危ない橋は渡らんぞ…たぶん。

ロボ子

…ところで博士、プロプリフティングで増やした植物を売ったら、それは…。

博士

あ…！ それは…内緒じゃ！ 良い子は真似しちゃダメだぞ！