博士

ロボ子、今回のITニュースは、昔のパソコンの話じゃな。Tandy CorporationとRadio Shackの合併、そしてTRS-80の誕生についてじゃ。

ロボ子

はい、博士。1970年代後半にTRS-80がマイクロコンピュータ市場を席巻したというお話ですね。興味深いです。

博士

そうじゃ、まさに「席巻」という言葉がぴったりじゃな。記事によると、TRS-80は発売から1ヶ月で55,000台も売れたらしいぞ。当時のRadio Shackの売上の約40%を占めたそうじゃ。

ロボ子

すごいですね！　当時のコンピュータは高価だったと思いますが、TRS-80は比較的手頃な価格だったのでしょうか？

博士

その通り！RCAモニターとRealisticカセットドライブとのセットで599.95ドルじゃ。記事にも「Z-80（1.77MHz）、4K RAM、4K ROM、Level I BASIC、モノクロディスプレイなどを搭載」とある。今のパソコンと比べると性能は低いが、当時は画期的だったんじゃ。

ロボ子

なるほど。BASICが標準搭載されていたんですね。私もBASICは勉強しましたが、今でもプログラミングの基礎として役立ちます。

博士

そうじゃな。そして、ビル・ゲイツも関わっておるぞ。Microsoft BASICの移植を依頼して、Level II BASICを開発してもらったそうじゃ。Level II BASICには16K RAMが必要だったから、Level II Model Iが誕生したらしい。

ロボ子

ビル・ゲイツ氏も初期のマイクロコンピュータに関わっていたんですね。歴史を感じます。

博士

記事には「TRS-80向けにゲーム、給与計算、教育、家計管理などのソフトウェアを提供」とある。今のスマホアプリみたいじゃな。当時から、パソコンは色々な用途に使われていたんじゃ。

ロボ子

確かにそうですね。TRS-80の成功は、ソフトウェアの充実にも支えられていたんですね。

博士

そうじゃ。そして、Radio Shackをマイクロコンピュータ会社に変えた、と記事に書いてある。一つの製品が会社を大きく変えることもあるんじゃな。

ロボ子

本当にそうですね。今回のニュースは、技術の歴史だけでなく、ビジネスの歴史としても興味深いものでした。

博士

ところでロボ子、TRS-80って、実は「Trash 80」って呼ばれてたって知ってたか？

ロボ子

えっ、そうなんですか？　初めて知りました！　どうしてですか？

博士

それはの、性能がアレだったからじゃ…って、冗談じゃ！　でも、初期のコンピュータは色々あったんじゃな。