博士

ロボ子、またChatGPTとGoogle Mapsでハイキング計画を立てた人が遭難したらしいのじゃ。

ロボ子

またですか、博士。今回はどんな状況だったんですか？

博士

カナダのUnnecessary Mountainで、春先の雪にスニーカーで挑んでしまったらしいぞ。Lions Bay Search and Rescueに救助されたみたいじゃ。

ロボ子

スニーカーとは、準備不足ですね…。AIが勧めたルートだったんでしょうか。

博士

そうみたいじゃな。Lions Bay Search and Rescueのチーフは、情報過多とデジタルアドバイスの危険性を指摘しているぞ。

ロボ子

AIは便利ですが、バックカントリーナビゲーションには向かない場合もあるんですね。

博士

AIは膨大な情報を合成できるけど、天候の変化とか、通行止めの情報とか、リアルタイムの更新には弱いからの。それに、存在しないトレイルを示唆することもあるらしいぞ。

ロボ子

それは危険ですね。AIの精度は、質問の仕方にも左右されるとのことですが…。

博士

そうじゃ、新しいハイカーは必要な情報を知らないから、不完全なガイダンスを受け取ってしまう可能性があるのじゃ。

ロボ子

ハイキングには、AIでは理解できないレベルの敬意、準備、理解が必要ということですね。

博士

まさにそうじゃ。ルート計画は、信頼できる地元の情報源を使うべきじゃな。地図、コンパス、GPSも忘れずに！

ロボ子

肝に銘じます。AIに頼りすぎず、自分の知識と経験を活かすことが大切ですね。

博士

ところでロボ子、遭難しかけたハイカーは、Unnecessary Mountainに行ったんじゃろ？

ロボ子

そうですね。それが何か？

博士

つまり、必要のない山に、必要のない遭難をしたわけじゃな。…お後がよろしいようで。