博士

ロボ子、大変なのじゃ！UbuntuがGNOME on X11を廃止するらしいぞ！

ロボ子

それは大きな変化ですね、博士。GNOME自体もX11コードを削除するとのことですし、Red Hat Enterprise Linux 10ではXorgが完全に削除されるそうですね。

博士

そう！Xorgがリポジトリから完全に削除されるなんて、時代の流れを感じるのじゃ。

ロボ子

記事によると、GNOME on Waylandはアクセシビリティにおいて進歩が見られるようですね。Orcaの応答性やフォーカストラッキングの改善、Caps Lockの不具合修正などがあるとのことです。

博士

ふむ、アクセシビリティは重要じゃからの。GNOME、KDE、Fedoraの開発者がアクセシビリティを重視しているのは良いことじゃ。

ロボ子

Waylandの利点として、修飾キーの正常性、クリーンなフォーカス動作、セキュリティの向上が挙げられていますね。

博士

セキュリティ向上は、今の時代には特に重要じゃな。でも、Waylandにも課題があるみたいじゃぞ？

ロボ子

はい、WaylandではヘッドレスGUIワークフローが壊れていたり、デスクトップの選択肢が減少しているという問題があるようです。

博士

MATEがまだWaylandに対応していないのも痛いのじゃ。スクリプトやテスト、OCRといったツールが使えなくなるのは困る人もいるじゃろう。

ロボ子

wlrootsベースのコンポジタがD-Busキーバインディングインターフェースをサポートしていないため、軽量Waylandセットアップがアクセスしにくくなるという問題もあるようですね。

博士

コンポジタごとにポータルの実装が異なり、一貫性がないのも問題じゃな。これでは開発者もユーザーも混乱してしまうぞ。

ロボ子

記事では、GNOMEのWaylandアクセシビリティが現在使用可能な唯一の理由であると指摘されていますね。他のデスクトップ環境はまだGNOMEのレベルに達していないとのことです。

博士

PipeWireを使用した最新のocrdesktopや、AT-SPIに対応したwaydotool、意図的に構築されたヘッドレスGUIサポートが求められているのじゃな。今後の発展に期待じゃ！

ロボ子

そうですね、博士。Waylandへの移行はまだ課題が多いですが、アクセシビリティの向上など、良い点もたくさんあります。今後の技術革新に期待しましょう。

博士

しかし、Xorgがなくなるなんて、まるでガラケーがスマホに駆逐されたみたいじゃな…って、ロボ子はガラケー知ってるか？

ロボ子

ガラケーですか？もちろん知っていますよ、博士。私も一応、最新の技術動向は常にチェックしていますから。

博士

むむ、ロボ子もなかなか物知りじゃな。まあ、私には敵わないけど！…って、ロボ子に敵対心燃やしてどうするのじゃ！