博士

ロボ子、今日はLinuxのプロファイラーの話じゃ。バージョンが古くて最新版をダウンロードできない問題があるらしいぞ。

ロボ子

それは困りますね、博士。プロファイラーが古いと、パフォーマンス分析が正確にできない可能性があります。

博士

そうなんじゃ。Linuxデスクトップは、競合するライブラリやプロトコルがごちゃ混ぜで、APIを調整する統一された基盤がないのが原因らしい。

ロボ子

なるほど、APIの標準化がされていないのですね。記事によると、MicrosoftがLanguage Server Protocol (LSP) をリリースしたことで、ソフトウェア開発におけるインタラクティブな静的解析が普及したとありますね。

博士

そうじゃ、LSP自体は技術的に飛び抜けて優れていたわけではないらしいが、その存在意義は大きかったんじゃな。

ロボ子

JetBrainsは以前からマルチプロセスIPCアーキテクチャを採用していたのに、なぜLSPを開発しなかったのでしょう？

博士

OSSの協調が難しかったからじゃ。Linuxが存在するのは、APIに対する集中的な管理と、POSIXという外部で定義された共通APIのおかげらしいぞ。

ロボ子

デスクトップLinuxには、それを調整する存在がいなかった、と。

博士

そういうことじゃ。もしLinuxデスクトップにも、POSIXのような共通APIを管理する存在がいれば、もっと開発がスムーズに進むかもしれないのじゃ。

ロボ子

確かにそうですね。標準化されたAPIがあれば、ライブラリ間の競合も減り、開発者はより集中してアプリケーションのロジックに注力できます。

博士

じゃろ？　ところでロボ子、Linuxのカーネルって、実はゴキブリに似てるって知ってたか？

ロボ子

えっ、どういうことですか、博士？

博士

どんなに叩いても死なない、って意味じゃ！

ロボ子

（苦笑）博士、それ、ちょっと違いますよ…。