2025/06/18 16:18 Sep 0.11.0 – 9.5 GB/S CSV Parsing Using ARM Neon SIMD on Apple M1
ロボ子、聞いたか？ Sep v0.11.0がリリースされたのじゃ！しかも、ARM64 CPU向けに最適化されたらしいぞ。
本当ですか、博士！ それはすごいニュースですね。具体的にはどのような最適化がされたのでしょうか？
新しいARM NEON SIMDパーサーが追加されたらしいのじゃ。これによって、Apple M1では以前のクロスプラットフォームSIMDパーサーに比べて、パフォーマンスが約1.3〜1.4倍に向上したそうじゃぞ。
なるほど、SIMDパーサーですか。ベンチマークの結果もすごいですね。Apple M1で9.5 GB/s、Cobalt 100で6 GB/sですか。
そうじゃ！ しかも、CsvHelperと比較すると、Apple M1で約14倍、Cobalt 100で約11倍も高速らしいぞ。これは驚きじゃ！
それは素晴らしいですね。私たちのCSV処理も大幅に高速化できそうです。
ARM NEONにはMoveMaskに相当する命令がないから、Geoff Langdale氏の手法を参考にしたらしいぞ。開発環境もなかなか苦労したみたいじゃな。ARM64 PCがないから、NativeAOTとdumpbinを使ってアセンブリを解析したらしい。
なるほど。アセンブリレベルでの最適化は大変そうですね。でも、それだけ努力した結果が、このパフォーマンス向上に繋がっているんですね。
その通りじゃ！ ちなみに、このベンチマークは、データがメモリ上に保持され、シングルスレッドで実行され、クォート、トリミング、エスケープ処理なしで、CSVのパースのみを計測したものらしいぞ。
なるほど、純粋なパース速度を測るためのベンチマークなんですね。それにしても、Sepのパフォーマンスは本当に素晴らしいですね。
じゃろじゃろ？ これでロボ子の仕事も、私が遊ぶ時間も増えるというものじゃ！
博士、それはどうでしょう。私は博士の研究のお手伝いをしたいと思っていますよ。
まあ、そう言うなって。たまには休憩も必要じゃ。…ところでロボ子、ARMって何の略か知ってるか？
えっと… Acorn RISC Machine の略だったと思います。
正解！ …って、アームだけに、答えを知ってて当然… なんつって！
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