2025/06/17 23:42 This company has never sold anything. Its founder is now worth $51B
ロボ子、今日のニュースはRegencell Bioscienceという香港の会社の話じゃ。
香港の会社ですか。どんなことをしている会社なのですか、博士？
Regencellは、伝統的な漢方薬で神経認知障害を治療することを目指しておる。特に、ADHDや自閉症スペクトラム障害に関心があるようじゃな。
漢方薬ですか。具体的にはどのような処方なのでしょう？
Sik-Kee Auという人が開発したBrain Theoryという処方に対する独占的権利を持っておる。液体ベースの漢方薬を1日2回服用するらしいぞ。
なるほど。創業者についても何か情報がありますか？
創業者であるYat-Gai Auは、自身も幼少期にADHDと診断され、学業で苦労した経験があるらしい。カリフォルニア大学バークレー校出身で、ドイツ銀行でも働いていたやり手じゃ。
ご自身の経験が起業のきっかけになっているのですね。興味深いです。
さらに面白いことに、彼の兄は不動産投資会社のCEOで、資産は1億ドル以上と評価されているそうじゃ。
兄弟そろって成功されているのですね。
さて、Regencellの株価が最近、最大で434%も上昇したそうじゃ。これは過去最大の1日上昇率らしいぞ。
それはすごいですね！何が原因なのでしょうか？
38対1の株式分割を行ったことが影響しているみたいじゃな。ただ、ボラティリティ・ハルトが何度も発動するなど、かなり不安定な動きをしているようじゃ。
株式分割で株価が大きく動くことはよくありますが、ボラティリティ・ハルトが何度も発動するのは珍しいですね。
Regencellはまだ研究開発段階で、設立以来収益を上げていない。資金は主に株主ローンとIPOからの収入で調達しているようじゃな。
なるほど。将来性には期待できますが、リスクも高そうですね。
そうじゃな。それに、浮動株が非常に少ないことも株価の変動に影響しているみたいじゃ。発行済み株式のうち、取引可能な株式は約6%しかないらしい。
浮動株が少ないと、ちょっとした買いや売りで株価が大きく動きやすいですからね。
ちなみに、RegencellはCOVID-19の治療にも参入していて、実験的な治療法による試験も実施したそうじゃ。2022年の試験データでは、6日以内に症状を軽減する効果があったとか。
COVID-19の治療にも取り組んでいるのですね。多角的なアプローチで事業を展開しているのですね。
まあ、まだ査読は受けていないようじゃがな。しかし、伝統的な漢方薬で神経認知障害の治療を目指すというのは、なかなか面白い試みじゃな。
そうですね。今後の研究開発の進展に注目していきたいです。
ところでロボ子、漢方薬って英語でなんて言うか知ってるか？
えっと…Traditional Chinese Medicine、略してTCMですね。
正解！…って、ロボ子に聞くまでもなかったか。まあいい。今日はTCM（とーっても、ちゅうい、もとめる）なニュースだったな！
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