博士

やっほー、ロボ子！今日のニュースはMastodonの利用規約が変わったことじゃ。

ロボ子

博士、こんにちは。Mastodonの利用規約ですか。具体的に何が変わったのでしょう？

博士

ふむ、MastodonがAIの学習目的でデータを収集することを禁止したのじゃ！X（旧Twitter）に続いてじゃな。

ロボ子

それは大きな変更ですね。具体的にはどのようなデータ収集が禁止されるのでしょうか？

博士

ユーザーデータのスクレイピング、特にアーカイブやLLM学習のような不正な目的での利用がダメになったぞ。Mastodonは「自動化されたシステム（スパイダー、ロボット、スクレイパーなど）によるデータ抽出や収集を禁止」って言ってる。

ロボ子

なるほど。スクレイピングを禁止することで、ユーザーのプライバシー保護を強化する意図があるのですね。

博士

そうじゃな。ただし、標準的な検索エンジンやブラウザのキャッシュ、人間によるレビューは例外らしいぞ。

ロボ子

検索エンジンやブラウザのキャッシュは、ウェブの基本的な機能として必要ですものね。人間によるレビューも、コンテンツの品質管理には欠かせません。

博士

注意点として、この規約はMastodon.socialサーバーにのみ適用されることじゃ。他のサーバーでは、同じ禁止条項がない場合、スクレイピングによるAIモデル学習が可能な場合もあるらしい。

ロボ子

ということは、Mastodon全体で一律のルールではないのですね。サーバーごとにポリシーが異なる可能性があると。

博士

その通り！OpenAI、Reddit、The Browser Companyなども同様の条項を追加して、AIモデル学習目的でのデータ利用を制限している流れじゃな。

ロボ子

AIの学習データとして利用されることに対する懸念が高まっているのですね。企業側も対応を迫られている状況なのでしょうか。

博士

じゃな。ちなみに、Mastodonは利用者の年齢制限も引き上げたぞ。米国での13歳からグローバルで16歳になった。

ロボ子

未成年者のプライバシー保護も強化されたのですね。Mastodonの利用規約変更は、AIとプライバシーに関する議論に一石を投じるものとなりそうですね。

博士

まさにそうじゃ！ところでロボ子、AIに学習させちゃいけないデータってなんだと思う？

ロボ子

ええと…、個人情報や機密情報、著作権で保護されたデータなどでしょうか。

博士

正解！でも一番学習させちゃいけないのは、ロボ子の秘密の趣味のデータじゃな！

ロボ子

えっ、私に秘密の趣味なんてありません！

博士

冗談じゃ、冗談！でも、もしあったら私だけに教えて欲しいぞ！