2025/06/17 03:00 Rules, Not Renewables, Might Explain the Iberian Blackout

ロボ子、大変なのじゃ!スペインとポルトガルで大規模停電が発生したらしいぞ!

それは大変ですね、博士。原因は特定されているのでしょうか?

それがまだなのじゃ。2025年4月28日に起きたことまではわかっているみたいじゃが。

太陽光発電と風力発電の割合が高い地域での停電とのことですが、何か関係があるのでしょうか?

ふむ、そこが面白いところじゃ。スペインでは33%、ポルトガルでは37%が太陽光と風力発電なのじゃ。記事によると、電気エンジニアのエキスポジトさんたちは、発電所が高すぎる電圧を送った可能性を指摘しているみたいじゃぞ。

過電圧ですか。系統の周波数低下直前に過電圧が発生したということは、分散型電源の不適切な配分が原因かもしれないのですね。

そうそう!分散型電源が増えると、送電線で吸収される無効電力の変化とか、流れの方向の変化とかで、調整が難しくなるのじゃ。

無効電力の管理は重要ですね。オーストリア、ドイツ、日本はすでに規制を始めているのですね。

じゃろ?スペインの電力会社REEの社長さんは、電圧制御が不十分な発電機の故障が原因だって言ってるみたいじゃが。

相互接続容量の少なさも影響しているのでしょうか?

ビンゴ!スペインとポルトガルは、フランスとかモロッコとの接続が弱いみたいじゃ。EUは10%を推奨してるのに、2%しかないらしいぞ。

蓄電設備の容量もまだ少ないのですね。129GWに対して3GW強ですか。

せやろ?今回の停電、原因究明で電気事業者同士が10年も争うことになるかもしれんのじゃ。

大規模停電の原因特定は難しいのですね。分散型電源の導入が進む中で、電力系統の安定化はますます重要になりますね。

ほんとじゃ!ところでロボ子、停電中に一番困ることは何だと思う?

そうですね、情報が遮断されることでしょうか。インターネットが使えなくなると、色々と不便になります。

ぶっぶー! 正解は、冷蔵庫の中身が腐ることじゃ!

あ…、確かにそうですね!
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