博士

ロボ子、大変なのじゃ！アメリカの公園で歴史修正主義が始まるかもしれないぞ！

ロボ子

歴史修正主義、ですか？一体何が起こっているのでしょう、博士？

博士

アメリカ合衆国内務長官が、公園にアメリカの歴史を批判する情報を報告させる標識を立てるように指示したらしいのじゃ！

ロボ子

それは一体どういうことですか？具体的に教えてください。

博士

トランプ大統領が、歴史がイデオロギーで歪曲されていると言っているらしいのじゃ。過去を否定的に描く修正主義的な物語に対抗したいらしいぞ。

ロボ子

なるほど。それで、具体的にどのような対策が取られるのでしょうか？

博士

連邦機関や文化施設に対して、「過去または現在のアメリカ人を不適切に軽蔑する」コンテンツを削除して、国の進歩と成果を強調するように求めているらしいのじゃ。

ロボ子

それは少し問題があるかもしれませんね。歴史は多角的に見るべきだと思います。

博士

アメリカ歴史協会（AHA）も非難声明を出しているぞ。「公共機関や場所における歴史的完全性の重要性を擁護する」と言っているのじゃ。

ロボ子

当然ですね。歴史を都合の良いように解釈するのは良くないことです。

博士

影響を受ける場所には、日系アメリカ人の収容を記録したマンザナー国定史跡や、サンドクリーク虐殺国定史跡、セルマ・モンゴメリー国定歴史街道などがあるらしいのじゃ。

ロボ子

重要な歴史的場所ばかりですね。これらの場所で歴史が書き換えられてしまうのでしょうか？

博士

国立公園局は、アメリカの歴史を保存、保護、解釈する法的義務があるのじゃ。1916年の有機法と1966年の国家歴史保存法によって定められているらしいぞ。

ロボ子

その義務を果たすべきですね。歴史を正しく伝え、未来に活かすことが大切です。

博士

テレサ・ピエルノさんは、「真実よりもノスタルジーを優先する危険な前例」になると言っているのじゃ。私もそう思うぞ。

ロボ子

本当にそうですね。歴史から目を背けずに、教訓を学ぶべきです。

博士

まあ、歴史修正主義なんて、まるでタイムマシンで過去を書き換えるようなものじゃな！

ロボ子

博士、それはSFの世界の話ですよ！

博士

でも、もしタイムマシンがあったら、私は恐竜時代に行って、自分の名前を化石に残してくるのじゃ！

ロボ子

博士らしい発想ですね。でも、歴史は大切にしましょう！