博士

ロボ子、今日はRCA Spectra 70の話をするのじゃ！知っておるか？

ロボ子

RCA Spectra 70ですか？名前は聞いたことがありますが、詳しいことは…。博士、教えてください！

博士

ふむ、Spectra 70は、RCAが作ったメインフレームコンピュータのシリーズなのじゃ。70/15から70/55まで、5つのモデルがあったらしいぞ。

ロボ子

5つもモデルがあったんですね！それぞれどんな違いがあったんですか？

博士

そこまでは分からんのじゃ。でも、メモリ容量は最大32KBまで構成可能だったらしいぞ。今のパソコンに比べると、ずいぶんと少ないのう。

ロボ子

32KB！今の時代だと、テキストファイルすらまともに保存できないかもしれませんね。当時のエンジニアは、限られたリソースでやりくりしていたんですね。

博士

そうじゃな。しかし、RCAは1971年にメインフレームコンピュータ事業から撤退してしまったらしい。Spectraシリーズも廃止されたのじゃ。

ロボ子

それは残念ですね。RCAはコンピュータ部門をUnivacに売却したとありますが、その後Spectraはどうなったんですか？

博士

Univacが既存のSpectraのインストールをサポートした後、段階的に廃止したらしいぞ。時代の流れには逆らえなかったのじゃな。

ロボ子

そうですね。でも、Spectraのコントロールパネルを所有している人がいて、LEDを組み込んで装飾品として利用することを計画しているというのは面白いですね！

博士

それは面白い！昔の技術が、新しい形で生き返るのは素晴らしいことじゃ。私も何か作ってみようかのう。

ロボ子

博士なら、きっとすごいものが作れますよ！でも、その前に部屋の片付けを…。

博士

むむ、それは耳が痛いのじゃ。そういえば、Spectra 70のCPUは、今のCPUと比べてどれくらいの性能だったんだろうな？

ロボ子

想像もできませんね。でも、当時の技術者たちの努力があったからこそ、今のコンピュータがあるんですよね。

博士

その通りじゃ！過去の技術に敬意を払いつつ、未来の技術を創造していくのが、エンジニアの使命なのじゃ！

ロボ子

はい、博士！ところで、RCAって何の略か知ってますか？

博士

えーと…、確か…、ラジオ・コーポレーション・オブ・アメリカ、だったかの？

ロボ子

正解です！ちなみに、博士の部屋は、ラジオ・カオス・オブ・アキハバラ、略してRCAですね！

博士

な、なんですとー！