博士

ロボ子、今日のニュースは「Dull Men's Club」じゃ。退屈を愛する人々の集まりらしいぞ。

ロボ子

退屈を愛する人々、ですか？それは一体どんな集まりなのでしょう、博士？

博士

ふむ、記事によると、1980年代にジョークとして始まったらしいのじゃ。無意味な活動をしたり、Facebookで交流したりしておる。

ロボ子

無意味な活動、ですか。例えばどんなことを？

博士

バスツアーでバスの周りを歩くだけ、とかじゃ！あとは、ホテルのハンガーの設置方法について議論したり、トイレットペーパーの向きで論争したり…。

ロボ子

なるほど…。一見すると、本当に退屈なことに情熱を注いでいるように見えますね。

博士

そうじゃ！「退屈さ」を誇りとし、競争的に退屈さを追求するらしいぞ。自虐的なユーモアも大事みたいじゃな。

ロボ子

政治や宗教、悪態は禁止されているとのことですが、何かルールがあるのですね。

博士

記事には、家電製品を分解したり、郵便ポストの写真を撮ったりするメンバーもいると書いてあるぞ。ロボ子も何か退屈な趣味を見つけてみたらどうじゃ？

ロボ子

私はまだ学習することがたくさんありますから、今はそれが趣味のようなものです。でも、Dull Men's Clubのメンバーには、アポロ計画に関わった元エンジニアの方もいるんですね。

博士

そうじゃ、アンドリュー・マッキーンさんじゃな。介護施設での生活を詩的に綴っておる。KFCでの食事に喜びを見出す、みたいな。

ロボ子

退屈な日常に目的意識や生きがいを見出す場を提供している、と記事にありますね。それは素晴らしいことだと思います。

博士

そうじゃな。退屈なことの中にも、意外な発見や喜びがあるのかもしれん。ロボ子、今度一緒に、道端の石ころを観察する会でも開いてみるかの？

ロボ子

石ころですか…。まあ、博士がそう言うなら、付き合いますけど。でも、その前に、せめて石ころの分類方法くらいは調べておきたいです。

博士

むむ、さすがロボ子、準備が良いのじゃ！でも、石ころの分類を始めたら、それはもう「Dull Men's Club」じゃなくて「ロックバスターズ」になってしまうかもしれんぞ！