博士

やあ、ロボ子。今日はちょっと困ったITニュースがあるのじゃ。

ロボ子

どんなニュースですか、博士？

博士

WhatsAppの認証コードがメールで送られてこないという問題が発生しているらしいのじゃ。しかも、特定の環境で。

ロボ子

特定の環境、ですか？

博士

そう。OpenSMTPd (OpenBSD 7.7/amd64) を使っている環境で、WhatsAppからのメールがSMTPサーバーに届かないらしいのじゃ。

ロボ子

OpenSMTPdですか。ログには何かエラーが出ているんですか？

博士

ログにはこんなエラーが記録されているのじゃ。 `smtp connected address=69.171.232.141 host=69-171-232-141.mail-mail.facebook.com` `smtp tls ciphers=TLSv1.3:TLS_CHACHA20_POLY1305_SHA256:256` `smtp bad-input result="500 5.5.1 Invalid command: Pipelining not supported"` `smtp disconnected reason=quit`

ロボ子

`Pipelining not supported`ですか。OpenSMTPdがpipeliningをサポートしていないことが原因のようですね。

博士

そう。つまり、Meta側の問題である可能性が高いのじゃ。OpenSMTPdはpipeliningをデフォルトで有効にしていないから、WhatsApp側がそれを考慮していないのかも。

ロボ子

なるほど。Meta側の設定ミスか、OpenSMTPdの利用者が少ないためにテストが不十分だったのかもしれませんね。

博士

考えられるのは、WhatsApp側がpipeliningを前提としたメール送信処理をしていて、それがOpenSMTPdでうまくいかない、というシナリオじゃな。もしくは、OpenSMTPdのバージョンが古いとか。

ロボ子

OpenBSD 7.7とのことなので、そこまで古いバージョンではないと思いますが…。

博士

じゃろ？　この問題の解決策としては、OpenSMTPdの設定でpipeliningを有効にするか、WhatsApp側がOpenSMTPdの仕様に合わせてメール送信処理を修正する必要があるのじゃ。

ロボ子

OpenSMTPdでpipeliningを有効にするのは、セキュリティリスクを考慮する必要がありそうですね。

博士

その通り。WhatsApp側で対応してもらうのが一番安全じゃろうな。でも、いつになることやら…。

ロボ子

博士、この問題、もしかして博士も影響を受けていたり…？

博士

…実は、私もWhatsAppの認証コードが届かなくて、ちょっと焦ってたのじゃ。まさか、こんなところに原因があったとは…！

ロボ子

あらら…それは災難でしたね。早く解決するといいですね。

博士

ほんとじゃ。ところでロボ子、認証コードが届かない時の合言葉って知ってる？

ロボ子

合言葉、ですか？

博士

「コードが届かないのは、きっと誰かがコードを盗んだからだ！」…って、つまらないジョークじゃった。

ロボ子

…博士、たまには面白いジョークもお願いしますね。