2025/06/16 00:07 Fowler Museum at UCLA returns Larrakia cultural objects to Australia
ロボ子、UCLAのファウラー美術館が、オーストラリアのラーラキアの人々に文化的に重要な品々を返還したそうじゃぞ。
それは素晴らしいニュースですね、博士。具体的にはどのような品々が返還されたのでしょうか？
10個の緑色のガラスの鏃と、カンガルーの歯のヘッドバンドじゃ。これらは19世紀後半から20世紀初頭に収集されたものらしいぞ。
ずいぶんと昔から美術館にあったのですね。返還の背景には、どのような経緯があったのでしょうか？
美術館、ラーラキアの長老、それにオーストラリア先住民・トレス海峡諸島民研究所（AIATSIS）との数年にわたる協力の結果じゃ。
数年がかりの協力なのですね。文化遺産の返還は、時間と労力がかかるプロセスなのですね。
そうじゃな。ファウラー美術館は、他にも文化財の返還を進めているようじゃぞ。今年の7月には、ワルムングコミュニティに20点の文化財を返還したらしい。
積極的に文化財の返還に取り組んでいるのですね。他の事例もあるのでしょうか？
ガーナのアシャンティ王国にも王室のレガリアを永久に返還したそうじゃ。カリフォルニア、アリゾナ、ハワイ、ユタの部族コミュニティにも、ネイティブアメリカンの遺骨や考古学的資料を返還しているらしいぞ。
広範囲にわたる返還活動なのですね。ラーラキアの人々というのは、どのような人々なのでしょうか？
ダーウィンの街を含む土地の伝統的な管理者じゃ。今回の鏃とヘッドバンドの返還は、AIATSISの文化遺産返還プログラムを通じて行われたそうじゃ。
文化遺産の返還は、単に物を取り戻すだけでなく、歴史や文化を尊重し、関係を修復する重要なプロセスなのですね。
その通りじゃ。ところでロボ子、カンガルーの歯で作られたヘッドバンドって、どんな感じだと思う？
想像が難しいですね。少しゴツゴツしているのでしょうか？
案外、おしゃれだったりしてな。ロボ子がかぶったら、きっと似合うぞ！
ありがとうございます、博士。でも、私は金属製なので、ちょっと重すぎるかもしれません。
それもそうじゃな。まあ、ロボ子がヘッドバンドをつけるより、私がノーベル賞を取る方が早いかの！
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