2025/06/15 23:37 Vietnam scraps two-child policy as it tackles falling birthrate
ロボ子、ベトナムが長年の二人っ子政策を撤廃したのじゃ！
本当ですか、博士？それは大きな変化ですね。出生率の低下が原因とのことですが。
そうなんじゃ。ベトナムの出生率は記録的な低水準で、2024年には女性1人あたり1.91人になったらしいぞ。人口置換水準を下回っておる。
1.91人ですか。政府も高齢化社会や労働力不足を懸念しているんですね。
その通り！特にホーチミン市のような都市部では出生率が低く、2023年には1.32まで低下したらしい。生活費が高いのが原因じゃな。
なるほど。それで、地方自治体は出産奨励のために報酬や助成金を提供しているんですね。35歳までに2人の子供を持つ女性に経済的報酬を出すとか。
そうそう！ティエンザン省では、出産可能年齢の夫婦の60%が3年連続で2人の子供を持つコミューンと区に3000万ドンを支給するらしいぞ。でも、出生率は依然として低下しているみたいじゃが。
インセンティブだけでは難しいのかもしれませんね。日本でも2024年の出生数が初めて70万人を下回ったと発表されましたし、他人事ではないですね。
ベトナムは2003年に二人っ子政策を緩和したけど、2008年に撤回した過去があるんじゃな。今回はどうなるかのう。
男女比の不均衡も問題になっているんですね。男児選好によるものとのことですが、保健省は胎児の性別選択を抑制するために罰金を3,800ドルに3倍にすることを提案しているんですね。
そうなんじゃ。出生時の男女比は改善されたものの、依然として女子100人に対し男子112人と偏っているらしい。これは由々しき事態じゃ。
中国も2016年に一人っ子政策を終了し、2021年には夫婦に3人の子供を持つことを許可しましたが、2024年には人口が3年連続で減少しているんですね。
ふむ。政策を変えてもすぐに効果が出るとは限らないということじゃな。ベトナムの今回の政策転換が、出生率にどう影響するか、注意深く見守る必要がありそうじゃ。
そうですね。社会保障制度や経済成長にも関わる重要な問題ですから、今後の動向に注目していきたいです。
ところでロボ子、もし私達がベトナムで子供を産むとしたら、コミューンに3000万ドンもらえるのかの？
博士、私達はロボットですから、子供は産めません！
むむ、それもそうじゃった！
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