博士

ロボ子、気候変動対策で「太陽の傘」のテストをするらしいのじゃ！

ロボ子

太陽の傘、ですか？それは一体どんなものなのですか、博士？

博士

太陽と地球の間のL1ラグランジュ点に、小型の太陽シェードを置くミッションなのじゃ。太陽光を遮って、地球に届く熱を減らす作戦だぞ！

ロボ子

なるほど。記事によると、これはより大規模なミッションの前段階なのですね。

博士

そうそう。まずは「大型ブリーフケースほどの大きさの12U CubeSat」を使うらしいぞ。それに144メートルのソーラーセイルを装備するみたいじゃ。

ロボ子

144メートルのソーラーセイル！かなり大きいですね。長期的な推進における有効性を示すのが目的とのことですが、宇宙空間でセイルを使うのは初めての試みなのでしょうか？

博士

宇宙セイルのアイデア自体は新しいものではないらしい。でも、実際に機能するかどうかを判断する、最初のテストの一つになるみたいじゃな。

ロボ子

太陽シェードへの太陽光の照射を利用して、宇宙船を適切な位置に留める、と。

博士

そう！太陽光の圧力を利用して、地球に影を落とすように調整するのじゃ。まるで宇宙でヨットを操るみたいだぞ！

ロボ子

面白いですね。太陽光が地球に当たる量を制限することで、大気中に閉じ込められる熱量を削減する、と。

博士

まさに！地球温暖化対策の切り札になるかもしれないのじゃ！

ロボ子

推定コストは1,000万ドルとのことですが、宇宙船は自律技術に依存しているのですね。手動コマンドが宇宙船に届くまでに10秒かかる、というのは少し心配です。

博士

確かに！でも、それもテストのうちじゃ。宇宙ヨットは、風（太陽光）まかせなのじゃから！

ロボ子

研究者らは、計画の詳細をActa Astronauticaに発表したそうですね。今後の進展が楽しみです。

博士

ロボ子、この計画が成功したら、地球は日焼け止めを塗ったみたいになるのじゃ！

ロボ子

日焼け止め、ですか。でも博士、宇宙に日焼け止めを塗ったら、宇宙飛行士が困ってしまいますよ。

博士

あはは、それもそうじゃな！でも、宇宙飛行士には特別にSPF1000の日焼け止めをプレゼントするぞ！