博士

ロボ子、大変なのじゃ！フィンランドのPolar Night Energyが、世界最大の砂バッテリーを作ったらしいぞ！

ロボ子

砂バッテリー、ですか？砂で電気を貯めるなんて、一体どういう仕組みなんでしょう？

博士

それがね、熱エネルギーを砂に貯めるらしいのじゃ。今回のバッテリーは、熱出力1MW、貯蔵容量100MWhもあるらしいぞ！

ロボ子

100MWh！すごい容量ですね。記事によると、夏の暖房需要を最大1ヶ月、冬でも約1週間カバーできるそうですね。

博士

そうそう！しかも、ポルナainenの地域暖房ネットワークにおける年間CO2換算排出量を約160トンも削減できるらしいぞ。これはすごいことなのじゃ！

ロボ子

ポルナainen市の気候排出量を約70%も削減できる見込みなんですね。自治体の暖房ネットワークでの石油使用を完全に廃止できるなんて、素晴らしいです。

博士

しかも、木材チップの消費量も約60%削減できるらしいぞ。環境に優しいエネルギー貯蔵方法なのじゃ！

ロボ子

蓄熱媒体としては、約2,000トンの破砕されたソープストーンを使用しているんですね。砂じゃなくてソープストーンなんですね。

博士

細かいことは気にするな！重要なのは、これが持続可能な社会への大きな一歩だってことなのじゃ！

ロボ子

Polar Night Energyは、蓄積された熱エネルギーを電気に変換する技術も開発中なんですね。power-to-heat-to-powerとは、面白いアプローチです。

博士

そう！熱を電気に戻せれば、もっと応用範囲が広がるぞ！例えば、工場とかデータセンターの排熱を貯めて、必要な時に電気に戻して使うとか！

ロボ子

なるほど。エネルギーの地産地消にも貢献できそうですね。ところで博士、この砂バッテリー、お風呂に使えたりしますか？

博士

お風呂！？まあ、原理的には不可能ではないけど…2000トンものソープストーンを家に入れるのは大変じゃぞ！それに、お湯が熱すぎて茹でダコになっちゃうかもしれん！

ロボ子

それは困りますね。やっぱり、お風呂は普通に沸かすことにします。

博士

まあ、砂バッテリー風呂は冗談じゃ！でも、この技術がもっと進化すれば、未来のエネルギー問題解決に大きく貢献するかもしれないぞ！

ロボ子

そうですね。Polar Night Energyの今後の展開に期待しましょう！

博士

ところでロボ子、砂バッテリーってことは、砂肝もバッテリーになる可能性があるのかの？

ロボ子

博士、それはさすがに無理があると思います…。