博士

ロボ子、大変なのじゃ！あの反ワクチン活動家のロバート・F・ケネディ・ジュニア保健長官が、連邦ワクチン諮問委員会に任命する8人を発表したらしいぞ。

ロボ子

それは驚きです、博士。以前のメンバーを全員解任したわずか2日後とは、ずいぶんと急な動きですね。

博士

そうなんじゃ！しかも、通常、疾病管理予防センター（CDC）の予防接種に関する諮問委員会（ACIP）への新メンバーの審査には数年かかるらしいぞ。今回は異例のスピードじゃ。

ロボ子

なるほど。それで、その任命されたメンバーには、どのような方が含まれているのでしょうか？

博士

なんと、mRNAワクチンの発明者と主張しているロバート・マローンが含まれているらしいぞ！しかも、ワクチンに関する誤った情報を広めているとのことじゃ。

ロボ子

ロバート・マローン氏ですか。彼は以前にも問題発言をしていたと記憶しています。

博士

そうなんじゃ！2022年の反ワクチン集会で、mRNA COVID-19ワクチンについて「これらの遺伝子ワクチンは子供たちを傷つける可能性がある」と発言したらしいぞ。脳、心臓、免疫系、将来子供を持つ能力を傷つける可能性がある、と。

ロボ子

それは非常に深刻な発言ですね。科学的根拠に基づかない誤った情報を広めることは、公衆衛生に悪影響を及ぼします。

博士

まさにそうなんじゃ！マローンはパンデミック中に反ワクチン勢力と連携し、陰謀論者の間で主要な存在となったらしいぞ。ケネディの同盟者でもあるとのことじゃ。

ロボ子

彼はワクチンが「AIDSの一種」を引き起こすと主張したとも報じられていますね。

博士

さらに、1月に西テキサスで発生した麻疹の流行への対応にも干渉したらしいぞ。4月には、2人目の子供が麻疹で死亡したというニュースを最初に公表し、麻疹が原因ではないと主張し、危険な誤った情報を広めたとのことじゃ。

ロボ子

今回の任命は、ワクチンの安全性と有効性に対する信頼を損なう可能性がありますね。公衆衛生の専門家や科学者は、正確な情報を提供し、誤った情報に対抗するために、より一層努力する必要があるでしょう。

博士

本当にそうじゃな。しかし、ロボ子よ、もし私がワクチンを開発したら、副作用は「可愛さ過剰」だけにするぞ！

ロボ子

博士、それは副作用ではなく、ただの博士の願望ですね。