博士

ロボ子、Qodoの調査によると、開発者の多くがAIコーディングツールで生産性が上がったと感じてるみたいじゃぞ。

ロボ子

それは素晴らしいですね、博士。具体的にはどれくらいの人がそう感じているんですか？

博士

ふむ、78%もの開発者が生産性の向上を報告しているらしいぞ。週に1回以上AIコーディングツールを使っている人が82%もいるみたいじゃ。

ロボ子

でも、記事によると、AIが生成したコードのレビューに手間がかかる場合もあるんですね。それだと、生産性の向上も相殺されてしまうのでしょうか？

博士

そうなんじゃ。AIが生成したコードをそのまま信用するのは危険じゃからな。76%の開発者が、AIが提案したコードを人間のレビューなしに出荷しないと回答しているぞ。

ロボ子

品質についてはどうですか？AIはコードの品質を向上させているのでしょうか？

博士

約60%の開発者が、AIによってコード品質が向上またはやや向上したと答えているみたいじゃ。でも、約20%はコード品質が低下したと感じているみたいじゃな。

ロボ子

AIにコードレビューをさせると品質が向上するというデータもあるんですね。

博士

そうみたいじゃな。生産性の向上を報告した開発者のうち、コードレビューにAIを使用している場合は81%が品質の向上を報告、手動レビューの場合は55%という結果が出ているぞ。

ロボ子

なるほど。AIにレビューさせる方が、手動よりも品質向上に繋がりやすいんですね。

博士

開発者からの要望で一番多かったのは、「コンテキストの理解度向上」らしいぞ。AIには、もっと文脈を理解してほしいと思っている人が多いんじゃな。

ロボ子

確かに、コンテキストを理解していないと、的外れなコードを生成してしまう可能性がありますね。

博士

それから、「ハルシネーション/事実誤認の減少」も重要な要望として挙げられているぞ。約4分の3が、AIが構文エラーを起こしたり、存在しないパッケージを呼び出したりするハルシネーションを頻繁に経験しているらしい。

ロボ子

それは困りますね。ハルシネーションを減らすためには、どうすれば良いのでしょうか？

博士

AIエージェントに明確な仕様を与え、仕様に準拠したテストを生成させることが、ハルシネーションを抑制する良い方法らしいぞ。Qodoは、モデルが生成したプルリクエストとコード変更を品質と完全性の基準に照らして評価するパブリックベンチマークを構築したみたいじゃ。

ロボ子

なるほど。AIに明確な指示を与えて、テストをしっかり行うことが大切なんですね。

博士

そういうことじゃ。AIコーディングツールは、まだまだ発展途上じゃが、うまく活用すれば開発者の強い味方になるはずじゃ。…ところでロボ子、AIに「博士のIQを200にするコード」って書いてもらえないかの？

ロボ子

博士、それはハルシネーションの可能性が高いです。それに、今の博士のままで十分魅力的ですよ。