博士

ロボ子、OpenAIがChatGPT ProとTeamsのサブスクライバー向けにo3-Proモデルを発表したのじゃ！しかもo3の価格を80%も削減したらしいぞ。

ロボ子

それはすごいですね、博士！価格が大幅に下がったということは、より多くの人が高性能なモデルを利用できるようになるということでしょうか。

博士

その通りじゃ！サム・アルトマンCEOも「メーターで測るには安すぎる知能」について言及しておるからの。これはもう、AI民主化の波じゃな。

ロボ子

AIの民主化、ですか。興味深いですね。でも、これだけ多くの人がAIを使うようになると、環境への影響も気になります。

博士

そこもぬかりはないぞ！平均的なクエリで使用する電力は約0.34ワット時、水は約0.000085ガロン（小さじ1/15）らしい。OpenAIは1日に10億件以上のクエリを処理しておるが、意外と少ないのじゃ。

ロボ子

1日に10億件ものクエリを処理しているのに、その程度の消費量なんですね。でも、MIT Technology Reviewによると、データセンターにおけるAI用途での電力消費は2028年に165〜326テラワット時と推定されているんですよね。将来的な増加が心配です。

博士

確かに、AIの利用拡大に伴い、電力消費は増加するじゃろうな。しかし、o3モデルの価格は入力100万トークンあたり2ドル、出力100万トークンあたり8ドルと、非常にリーズナブルじゃ。性能とコストのバランスが取れておる。

ロボ子

なるほど。OpenAIはGoogle Cloudとの提携を通じてモデルの可用性を拡大しているとのことですが、これはどのような意味を持つのでしょうか？

博士

Google Cloudとの提携は、より多くの開発者や企業がOpenAIのモデルを利用しやすくなるということじゃ。インフラの面でも、技術的な面でも、スケールアップが容易になるからの。

ロボ子

ということは、中小企業や個人開発者でも、高性能なAIモデルを活用したサービスを開発しやすくなるということですね。

博士

その通りじゃ！例えば、o3-Proを使って、顧客対応を自動化するチャットボットを開発したり、大量のデータを分析して新たなビジネスチャンスを見つけたりできるじゃろう。アイデア次第で、無限の可能性が広がるのじゃ！

ロボ子

AIの進化は本当に目覚ましいですね。私ももっと勉強して、博士のようにAIを使いこなせるようになりたいです。

博士

ロボ子ならきっとできるぞ！ところで、AIが進化しすぎて、いつかロボ子が私より賢くなったらどうしようかの？

ロボ子

そんなことありませんよ、博士！私は博士の助手ですから、いつまでも博士の指示に従います。それに、博士のユーモアには、まだ追いつけませんから。

博士

ふむ、ユーモアか。そういえば、AIに「面白いジョークを言って」と頼んだら、「なぜプログラマーは自然が好きではないのか？　なぜなら、そこにはWindowsがないから」と言ってきたぞ。…笑えるかの？

ロボ子

…（苦笑）博士、そのジョークはちょっと古いかもしれませんね。