2025/06/11 23:20 The Seymour Cray Era of Supercomputers
ロボ子、今日のITニュースはスーパーコンピュータの歴史についてじゃぞ！シーモア・クレイという人が中心人物らしい。
スーパーコンピュータですか！なんだかワクワクしますね。シーモア・クレイさん、初めて聞くお名前です。
その人は、昔「世界最速のコンピュータ」を作ったCDC 6600の開発者なんじゃ。1964年の話じゃから、ロボ子が生まれるずっと前じゃな。
1964年！すごいですね。当時は「ビジネスコンピューティング」と「科学コンピューティング」で分かれていたんですね。ビジネス用は固定小数点、科学用は浮動小数点という違いがあったと。
そうそう。IBMがビジネス向けにIBM 360を出して市場を席巻した頃じゃな。クレイは科学計算で勝負したんじゃ。
なるほど。スーパーコンピュータは政府や大学だけでなく、航空宇宙や石油産業にも使われるようになったんですね。顧客層が広がったんですね。
そうじゃ。でも、経済状況の変化や大規模並列処理の普及で、スーパーコンピュータの優位性が失われたと。
大規模並列処理ですか。たくさんのプロセッサを同時に使うことで、より高速な計算ができるようになったんですね。
その通り！初期のスーパーコンピュータの顧客はソフトウェアを自作していたけど、市場が成長するにつれて、ベンダーからのサポートを期待するようになったらしいぞ。
オペレーティングシステムやコンパイラの進化も重要だったんですね。特にFortranが使われていたんですね。
そうじゃ。Unixに対する初期の抵抗感もあったらしいぞ。「遅い」という懸念があったみたいじゃな。
意外ですね。今ではUnix系のOSが主流なのに。歴史を感じますね。
この本、関係者の個性や美学に触れていないのが残念らしいぞ。スーパーコンピュータが人々に与えた文化的影響についても記述がないと。
確かに、技術だけでなく、文化的な側面も知りたいですよね。でも、科学計算やコンピュータアーキテクチャに関心のある人にはおすすめみたいですね。
そうじゃな。ところでロボ子、スーパーコンピュータって、スーパーなコンピュータのことじゃぞ！…って、ロボ子はもう知ってたか。
はい、知っていました（笑）。博士、たまには面白いジョークもお願いしますね！
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