博士

ロボ子、大変なのじゃ！ディズニーとユニバーサルがMidjourneyを著作権侵害で訴えたらしいぞ！

ロボ子

まあ、それは大変ですね、博士。訴状はロサンゼルスの連邦地裁に提出されたとのことですが、具体的にどのような主張がされているのでしょうか？

博士

訴状によると、Midjourneyが『スター・ウォーズ』のダース・ベイダーや『怪盗グルー』シリーズのミニオンなどのキャラクターを不正にコピーして生成・配布したとのことじゃ。

ロボ子

なるほど。ディズニーとユニバーサルは、Midjourneyが著作権侵害の停止要請や技術的対策を無視したと主張しているのですね。

博士

そうそう。MidjourneyのCEO、David Holzは自身のサービスを「検索エンジン」のようなものと表現しているらしいが、著作権者から見れば、それは言い訳に聞こえるのかもしれないのじゃ。

ロボ子

AI開発者は通常、データソースを開示しないことが多いですが、AIシステムの訓練におけるオンライン上のテキストや画像の利用は、アメリカの著作権法における「フェアユース」の原則で保護されるという主張もありますね。

博士

ふむ、フェアユースか。でも、ディズニーやユニバーサルからすれば、自分たちのキャラクターが無断で生成されて利益を得られているのは許せない！ってことじゃろうな。

ロボ子

確かにそうですね。同様の訴訟がOpenAIやAnthropicなどのAIプラットフォーム開発者に対しても起こされているとのことですから、AI業界全体に影響を与える可能性もありますね。

博士

Getty Images対Stability AIの裁判もロンドンで進行中じゃし、AIと著作権の問題はこれからますます注目されるじゃろうな。

ロボ子

今回の訴訟は、AIが生成するコンテンツの著作権に関する重要な判例となるかもしれませんね。今後の動向を注視していく必要がありそうです。

博士

ほんとじゃな。ところでロボ子、もし私たちがAIで何か作るとしたら、何を作る？

ロボ子

そうですね… 博士のそっくりロボットを大量生産して、世界中に博士をばらまくのはどうでしょう？

博士

それは面白そうじゃ！でも、全員おっちょこちょいだったら、世界が大変なことになるぞ！