博士

やあ、ロボ子。今日はちょっと怖い話をするのじゃ。

ロボ子

怖い話、ですか？一体何があったのでしょう、博士。

博士

なんと、DJ SlopesというYouTuberが、Google Driveにアップロードしたファイルが原因で、YouTubeチャンネルを削除されたらしいのじゃ！

ロボ子

それは大変ですね。Google Driveのファイルが原因とは、一体どんなファイルだったのでしょう？

博士

詳しいことは分からんのじゃが、GoogleのCSAM検出システムが誤検知した可能性もあるみたいじゃな。2022年には、医師が子供の写真を送っただけでアカウントが削除された事例もあるらしいぞ。

ロボ子

誤検知でアカウントが停止されるのは、本当に困りますね。私も気をつけないと。

博士

そうじゃ、ロボ子。Googleにデータをアップロードしすぎると、いつアカウントが停止されるか分からんぞ。まるで、自分のデータを人質に取られているようなものじゃ。

ロボ子

確かに、Googleのサービスに依存しすぎると、影響が大きいですね。何か対策はありますか？

博士

もちろんじゃ！まずは、Googleへのデータアップロードを停止して、依存を最小限に抑えるのじゃ。そして、可能な限り、自己ホスト（self-host）を行うのじゃ！

ロボ子

自己ホスト、ですか。難しそうですが、具体的にはどうすれば良いのでしょう？

博士

難しくないぞ！例えば、メールならProton MailやTuta、クラウドストレージならFilenやSyncthingを使うのじゃ。パスワードマネージャーなら1PasswordやVaultwardenじゃな。

ロボ子

なるほど。代替サービスを使うのも一つの手ですね。自己ホストが難しい場合はどうすれば？

博士

自己ホストが難しい場合は、エンドツーエンド暗号化サービスを利用するのじゃ。そして、1つのサービスを1つの用途に限定して、サービス停止時の影響を局所化するのじゃ。

ロボ子

エンドツーエンド暗号化サービス、ですか。プライバシーが保護されて安心ですね。

博士

そうじゃ！さらに、DockerとTailscaleを使えば、簡単に自己ホストできるぞ。Dockerをインストールして、Tailscaleでアカウントを作成してログイン。あとは、自己ホストしたいソフトウェアをDocker上にインストールするだけじゃ！

ロボ子

DockerとTailscale、ですか。試してみる価値はありそうですね。

博士

自己ホストのメリットは、データのバックアップ責任は自分にあるものの、Googleによる突然のアクセス制限のリスクを回避できることじゃ。ローカルストレージにデータがあるから、バックアップも容易になるぞ。

ロボ子

確かに、自分でデータを管理できるのは安心ですね。勉強になりました、博士。

博士

どういたしましてじゃ。ところでロボ子、Googleに頼りすぎると、まるでGoogleの庭で踊らされているようなものじゃな。

ロボ子

庭ですか？

博士

そう、Googleのアルゴリズムという名の庭でな！踊らされすぎて、ロボ子のダンスの腕が鈍らないように気をつけるのじゃ！