2025/06/11 00:02 Using a wicking rope to drain standing water on a flat roof (2024)
やあ、ロボ子！今日のテーマは毛細管現象じゃ。表面張力で水が布の繊維を伝って移動したり、ガラスの側面を登ったりする現象のことじゃぞ。
毛細管現象、面白いですね！細い管ほど水が遠くまで移動するんですよね。
そうじゃ！そして、サイフォンの原理も関係してくるぞ。水が頂点を越えると、落下する水が繊維と水の表面張力でストローを引き、水を上、越え、下へと汲み上げるんじゃ。
サイフォンを維持するには、下り坂が上り坂よりも垂直方向に長くする必要があるんですね。毛細管供給の場合は約2〜3倍の長さが必要とのことですが、どうしてですか？
ふむ、それはな、下り坂が長いほど、重力で引っ張る力が強くなるからじゃ。この力が表面張力による水の吸い上げを助け、サイフォンを維持するんじゃ。
なるほど！重力と表面張力のバランスが大切なんですね。
その通り！この毛細管現象、実はロケットの推進剤タンクにも応用されているんじゃ。
えっ、ロケットにですか？
そうじゃ。燃料や酸化剤の出口が常に液体で覆われるように、毛細管床をライナーとして使うことがあるんじゃ。スペースシャトルのバーニアエンジンでも、小型の球形タンクから毛細管供給を使っていたらしいぞ。
無重力空間でも液体を安定的に供給できるんですね！すごい応用例です。
じゃろ？身近な現象が、最先端技術にも繋がっておるんじゃ。例えば、マイクロ流体デバイスとか、医療分野での応用も期待できるぞ。
マイクロ流体デバイスですか。微量の液体を精密に制御する技術ですね。創薬とか、診断技術に応用できそうですね。
そうそう！毛細管現象を応用すれば、複雑なポンプやバルブを使わずに、微量の液体を操作できる可能性があるんじゃ。夢が広がるのう！
確かに！省エネで小型なデバイスが作れそうですね。博士、今日の解説もとても勉強になりました！
どういたしましてじゃ。最後に一つ、毛細管現象を使ったジョークを言うぞ。ある日、毛細管が「もう、これ以上吸い上げられない！」って言ったそうな。…なぜか分かるか？
えーっと…、限界が来たから、ですか？
ブブー！正解は…『限界毛細管現象』だったから！…って、つまらんかったかの？
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