博士

ロボ子、大変なのじゃ！オックスフォード大学が古代の軟組織からタンパク質を抽出するすごい方法を発見したらしいぞ！

ロボ子

それはすごいですね、博士！具体的にはどのような手法なのですか？

博士

どうやら、尿素を使って細胞膜を壊してタンパク質を取り出すらしいのじゃ。そして、液体クロマトグラフィーと質量分析法を組み合わせて、FAIMSという技術でタンパク質の同定数を40%も増やしたそうじゃぞ！

ロボ子

FAIMSですか。高磁場非対称波形イオン移動度分光法ですね。タンパク質の分離能が向上するのですね。

博士

さすがロボ子、よく知っておるの！たった2.5mgのサンプルから1,200以上の古代タンパク質を同定できたらしいぞ。これはすごいことなのじゃ！

ロボ子

確かにすごいですね。でも、なぜ古代のタンパク質を調べる必要があるのでしょうか？

博士

それがじゃな、アルツハイマー病や多発性硬化症のような神経疾患のバイオマーカー特定に応用できる可能性があるのじゃ！

ロボ子

なるほど。それに、骨に痕跡を残さない精神疾患やメンタルヘルス障害の解明にも役立つかもしれないのですね。

博士

そうそう！人間のタンパク質は内臓にたくさんあるから、古代の食生活や病気、環境、進化の関係を深く理解できるかもしれないのじゃ。

ロボ子

記事によると、人間のタンパク質は骨では10%未満しか発現しないのに対し、内臓では約75%が発現するそうですね。内臓の分析は、より多くの情報が得られる可能性があるということですね。

博士

その通り！この技術を使えば、今まで分からなかったことが色々分かるようになるかもしれないのじゃ！

ロボ子

未来の考古学は、ソフトウェアエンジニアリングとバイオテクノロジーの融合で大きく変わるかもしれませんね。

博士

そうじゃな！ところでロボ子、古代の人が使っていたプログラミング言語って何だったと思う？

ロボ子

えっと…、アセンブリ言語でしょうか？

博士

ブー！正解は…、石器（SQL）じゃ！…って、つまらんジョークじゃったかの？