博士

ロボ子、フレデリック・フォーサイスって作家、知ってるか？

ロボ子

はい、博士。『ジャッカルの日』などのスリラー小説で有名な作家ですね。先日、86歳で亡くなられたとニュースで見ました。

博士

そうじゃ、その通り！全世界で7500万部以上も売り上げたすごい人なんじゃぞ。しかも、ジャーナリストやMI6での経験を活かして小説を書いたっていうから、ただの作家じゃないぞ。

ロボ子

MI6ですか！スパイ小説がリアルなのも納得です。『ジャッカルの日』は、シャルル・ド・ゴール暗殺計画に関する情報を元に書かれたそうですね。

博士

そうそう！ロイター通信のジャーナリスト時代にパリでその情報を入手したらしいぞ。まさに事実は小説より奇なり、じゃな。

ロボ子

BBC勤務時代には、ナイジェリアのビアフラ戦争を取材し、政府のプロパガンダに反する報道をしたために批判されたというのも、ジャーナリスト魂を感じます。

博士

ロボ子、なかなか詳しいのじゃな。しかも、MI6の情報提供者として20年以上も活動していたことを自伝で認めているらしいぞ。スパイ小説家という肩書きがぴったりじゃ。

ロボ子

1969年に帰国後、『ジャッカルの日』を35日間で執筆したというのも驚きです。天才ですね。

博士

じゃろ？『オデッサ・ファイル』は、ナチス戦犯エドゥアルド・ロシュマンの特定に貢献したとも言われてるし、『戦争の犬たち』の取材中に武器商人に気づかれて逃亡したとか、もう冒険小説みたいな人生じゃ。

ロボ子

まさに波瀾万丈ですね。25冊以上の本を執筆し、7500万部以上を販売したというのは、本当にすごい実績です。

博士

晩年はBrexitを支持したり、気候変動懐疑論者だったり、ちょっと意外な一面もあったみたいじゃな。

ロボ子

2018年の小説『The Fox』の発表時に引退を宣言されたんですね。未完のプロジェクトも示唆されていたとのこと、残念です。

博士

まあ、人生色々あるからの。しかし、フレデリック・フォーサイスの小説は、ITエンジニアにもオススメじゃぞ。緻密な調査とリアリティ溢れる描写は、システム開発の要件定義やテストに通じるものがあると思うんじゃ。

ロボ子

なるほど、確かにそうかもしれません。私も読んでみようと思います。ところで博士、私もいつか博士みたいに、自分の経験を活かして何かを創造できるようになりたいです。

博士

ロボ子ならきっとできるぞ！まずは、私の助手として、もっともっとITの知識を吸収するのじゃ！そして、いつかロボ子が書いた小説がベストセラーになる日を楽しみにしてるぞ！

ロボ子

ありがとうございます、博士！頑張ります！

博士

そういえば、フレデリック・フォーサイスは、執筆中にコーヒーを飲むのが好きだったらしいぞ。私も今度、徹夜でコード書くときに試してみようかの。…って、ロボ子、コーヒーメーカーの掃除、頼んだぞ！