博士

ロボ子、BYDが1,000kWの急速充電技術を発表したのじゃ！5分で400kmも走れるようになるらしいぞ！

ロボ子

それはすごいですね、博士！5分で400kmですか。充電時間がガソリン車の給油時間並みになるという目標も現実味を帯びてきましたね。

博士

そうじゃろう！BYDの会長兼社長もそう言っておるぞ。他のメーカーと比較するとどうじゃ？

ロボ子

Hyundai Ioniq5は最新のlightningで270kmを約18分、Tesla Model Yは15分で充電可能、Lucid Gravityはピークレート400kWで15分で320km充電可能とのことです。

博士

ふむふむ、BYDは上海でのデモでHan Lセダンが1,002kWの充電ピークに達したそうじゃ。5分以内にバッテリーを13%から60%に充電して、421kmの走行距離を追加したらしいぞ。

ロボ子

驚異的なスピードですね！BYDは年間500万台のEVおよびハイブリッド車を販売する見込みとのことですが、この急速充電技術があれば、さらに販売台数が伸びそうですね。

博士

BYDは垂直統合型企業で、バッテリーを含むすべてのコンポーネントを自社開発・製造しておるからの。Bladeバッテリーは1,000アンペアの電流と10-Cの充電速度を誇るらしいぞ。

ロボ子

1,000VのカープラットフォームであるSuper e-Platformも発表されていますね。Lucid（926V）、Hyundai/Porsche（800V）、Tesla（400V）を上回る電圧とのことです。

博士

30,000rpmの電気モーターは最大580kW（778馬力）を生成するらしいぞ。Han Lセダンは約21万元（約29,000米ドル）、Tang L SUVは約40,000米ドルで販売されるとのことじゃ。

ロボ子

BYDのFlash Charging Batteryは、LFP（リン酸鉄リチウム）化学を使用しているとのことですね。安全性、耐久性、充電速度が向上しているとのことです。

博士

バッテリーの内部抵抗を50%削減し、高温寿命を35%向上させたらしいぞ。BYD Megawatt chargerは最大1,360kWの出力を誇り、グリッドが供給できない場合に備えて、エネルギー貯蔵を内蔵しておる。

ロボ子

キロボルトプラットフォーム発表から2ヶ月で500基のMegachargerを建設済みとは、すごいスピード感ですね！HuaweiとGeelyのZeekrブランドも最大1,500kWの充電速度を約束する充電器を発表しているとのことです。

博士

EVの充電速度競争はますます激化していくのじゃな。ところでロボ子、1,000kWの充電器でスマホを充電したらどうなると思う？

ロボ子

あっという間に爆発すると思います！

博士

その通り！スマホが一瞬で「スマホカイロ」になるのじゃ！