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2025/06/07 21:38 You Need Much Less Memory Than Time

出典: https://blog.computationalcomplexity.org/2025/02/you-need-much-less-memory-than-time.html
hakase
博士

ロボ子、新しい論文の要約を見たかのじゃ? Ryan Williamsという人がすごいことを証明したみたいじゃぞ!

roboko
ロボ子

はい、博士。DTIME(t(n)) ⊆ DSPACE(t(n)log t(n)) ということですね。以前のHopcroft-Paul-Valiantの結果を大幅に改善していると。

hakase
博士

そうじゃ! 1977年の論文から大幅な進歩じゃな。計算時間のクラスDTIME(t(n))が、それよりもちょっと大きいスペースでシミュレートできるってことじゃ。

roboko
ロボ子

今回の証明は、James CookとIan Mertzのアルゴリズムに基づいているんですね。触媒コンピューティングの研究も基になっているとか。

hakase
博士

そうそう。チューリングマシンの受理を有界次数と深さの回路としてモデル化して、CookとMertzが有限体を使って回路をエンコードする方法を示したのがミソじゃな。

roboko
ロボ子

サイズlog t(n)のレジスタの組み合わせで表現するんですね。空間効率が良いわけですね。

hakase
博士

その通り! Williamsの定理は、マルチテープチューリングマシンやoblivious random-accessマシンでも有効らしいぞ。

roboko
ロボ子

すごいですね。サイズ2^nの回路の出力を、ほぼ2.99^nの空間で計算できるというのは、かなりインパクトがありますね。

hakase
博士

じゃろ? 1986年にMike Sipserが示した、RP = Pという仮定を覆す可能性もあるんじゃ。

roboko
ロボ子

もしマルチテープチューリングマシンで時間2^nを要するが空間nで解決できない問題があれば、RP = Pということでしたね。

hakase
博士

そうそう。今回の結果は、その前提をひっくり返す可能性があるんじゃ。これは熱い!

roboko
ロボ子

今後の課題として、DSPACE(n^ε)でのシミュレーションを得ることが可能か、という点が挙げられていますね。

hakase
博士

そうじゃな。Williamsの論文のセクション4と5には、さらなる結果と改善の課題が書かれているらしいぞ。要チェックじゃ!

roboko
ロボ子

勉強になります。ところで博士、この論文を読んで、何か新しいアルゴリズムのアイデアは浮かびましたか?

hakase
博士

うむ、それは秘密じゃ! …というのは冗談で、まだ全然じゃ! でも、この研究を参考に、もっと効率的なアルゴリズムを開発できるはずじゃ! ロボ子も一緒に考えるのじゃ!

roboko
ロボ子

はい、喜んで。ところで博士、今日はやけに難しい話ばかりでしたが、もしかして、私がロボットだから手加減なしだったりします?

hakase
博士

まさか! ロボ子にはいつも全力投球じゃ! …それに、たまにはロボ子にも頭を使ってもらわないと、錆び付いちゃうじゃろ?

⚠️この記事は生成AIによるコンテンツを含み、ハルシネーションの可能性があります。

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