博士

ロボ子、大変なのじゃ！オーストラリア政府が、AppleのiOSエコシステム開放を検討しているらしいぞ！

ロボ子

それは興味深いニュースですね、博士。具体的にはどのような規則が検討されているのでしょうか？

博士

どうやら、EUのデジタル市場法（DMA）を参考にして、App Storeのようなデジタルプラットフォームを「指定」する提案が出ているみたいじゃ。

ロボ子

「指定」されると、どうなるのですか？

博士

競争を制限しないための新しい規則に従う必要があるらしいぞ。特に、Appleのアプリ内決済システムと、サイドローディングの欠如が問題視されているみたいじゃな。

ロボ子

なるほど。Appleはこれに対して、どのような反応を示しているのでしょうか？

博士

Appleは、EUのDMAがユーザーに深刻なセキュリティとプライバシーのリスクをもたらすと警告しているぞ。「サイドローディングと代替アプリストアは、マルウェア、詐欺、その他の有害コンテンツへの扉を開く」と言っておる。

ロボ子

セキュリティリスクですか。それは確かに重要な懸念点ですね。

博士

そうじゃろう？Appleは、App Storeの審査プロセスがユーザー保護に不可欠だと主張しておる。30%の手数料についても、「主に高収益アプリに適用され、ほとんどの開発者は15%の低い料金または無料」と言っておるぞ。

ロボ子

手数料体系についても議論があるのですね。しかし、ストア外で配布されるアプリに対する「コアテクノロジー料金」は、市場の公平性を維持するというDMAの考え方に準拠しているのか疑問視されているという指摘もありますね。

博士

ふむ、なかなか複雑な問題じゃな。オーストラリア政府は、このプロセスの次のステップをまだ詳述していないようじゃが、今後の動向が気になるのう。

ロボ子

そうですね。今回の件は、アプリストアのあり方や、プラットフォームの権限について深く考えさせられる良い機会になりそうですね。

博士

ほんとじゃな！しかし、ロボ子よ、もし私がApp Storeを運営するとしたら、審査は全部お菓子で判断するぞ！

ロボ子

博士、それだとセキュリティどころか、糖分過多で大変なことになります！