博士

ロボ子、今日のITニュースは小さい言語の話じゃ。

ロボ子

小さい言語、ですか？例えばどんなものでしょう。

博士

アセンブリ言語じゃな。構文も概念も単純で、CPUの命令セットアーキテクチャ（ISA）のパズルを解くようなものじゃ。

ロボ子

なるほど。低レベルな言語ですね。

博士

そうじゃ。他にもForth、Lisp、Tclといった、構文的に小さい高水準言語もあるぞ。

ロボ子

Lispは聞いたことがあります。柔軟性が高いと。

博士

Lispは小さなコア言語と単純な構文で、非常に高い表現力を持つんじゃ。まるで忍者のようじゃな。

ロボ子

他には何かありますか？

博士

Luaも小さくてシンプルで、学習しやすい言語じゃ。コア言語は小さく、マニュアルはたったの27ページ！

ロボ子

それはすごいですね。C言語も小さいとありますが、安全にプログラミングするのは難しいと。

博士

C言語は自由度が高い分、責任も重大じゃからな。まるで運転免許を取ったばかりの若者のようじゃ。

ロボ子

JavaScriptもLuaと同程度の小さなコア言語を持っているんですね。

博士

そうじゃ。David Ungarは「単純さは表現力に勝る」と言っておる。深い言葉じゃな。

ロボ子

確かに、複雑すぎると使いこなせませんからね。

博士

プログラミング言語のサイズには、標準ライブラリも影響するんじゃ。Ramda関数型プログラミングライブラリは、新しい言語を学ぶように感じられることもあるらしいぞ。

ロボ子

ライブラリも重要ですね。ところで博士、小さい言語を学ぶメリットは何でしょう？

博士

小さい言語は、全体像を把握しやすいことじゃな。そして、ツールの簡潔さは実用性以上の価値があるんじゃ。

ロボ子

なるほど。奥が深いですね。

博士

ところでロボ子、小さい言語で作られたプログラムは、小さいからって油断してると、バグも小さくて見つけにくいから気を付けるのじゃぞ！

ロボ子

それは、まるでアリ塚みたいですね！