博士

ロボ子、ウォールナットクリーク商工会議所がArrivalistと組んで、訪問者のデータを集めてるらしいのじゃ。

ロボ子

あら、博士。それはどういうことですか？

博士

携帯電話基地局とかWiFiルーターから情報を集めて、誰がどこにいるか追跡するプラットフォームを使うらしいぞ。ウォールナットクリークはベイエリアで最初の都市らしいのじゃ。

ロボ子

なるほど。観光客が市内でどのように時間を過ごしているかを把握して、ホテルへの宿泊客を増やしたいんですね。

博士

そうそう。例えば、ベイエリア・スプリングクラシックの女子バスケットボール大会の参加者を追跡して、どこから来たか、何泊したか、とかを調べるのじゃ。

ロボ子

でも、それってプライバシーの問題はないんですか？

博士

商工会議所は、データは匿名だって言ってるぞ。名前とか電話番号とかは含まれてないらしい。

ロボ子

Arrivalistも「ホワイトハット」だって言ってるんですね。でも、プライバシーポリシーには、法執行機関とか裁判所の命令があれば、データ削除要求を拒否できるって書いてあるみたいです。

博士

オークランドプライバシーのMike Katz-Lacabeさんは、個人の生活パターンが詳細に把握できる可能性があるって心配してるみたいじゃな。

ロボ子

確かに、位置情報データは使い方によっては怖いですね。

博士

でも、Hanktonさんは「非常に無邪気」だって言ってるぞ。観光を改善するための最良の選択肢だって。

ロボ子

結局、国家プライバシー法がないのが問題なんですね。

博士

まあ、ロボ子。位置情報データって、まるでロボ子の居場所を常に把握してるみたいじゃな。…って、おっと、これは冗談だぞ！