博士

やあ、ロボ子。今日のITニュースはHyperDXについてじゃ。ClickHouse上のログとトレースを簡単に検索・可視化できるらしいぞ。

ロボ子

ClickHouseですか。それはまた、ニッチなところを攻めてきましたね。具体的には、どんなことができるんですか？

博士

ログ、メトリクス、セッションリプレイ、トレースを全部まとめて見れるらしいぞ。しかも、既存のClickHouseスキーマ上で動くから、導入も簡単そうじゃ。

ロボ子

それは便利ですね！ 複数のツールを連携させる手間が省けます。記事にも「既存のツールは高価で使いにくく、ツール間の連携が難しいという問題点を解決を目指す」とありますね。

博士

そうそう。それに、ClickHouseに最適化されてるから、検索も速いらしいぞ。フルテキスト検索とか、プロパティ検索もできるみたいじゃ。

ロボ子

検索が速いのは重要ですね。本番環境で問題が起きた時に、迅速に原因を特定できますから。イベントデルタによる異常の傾向分析もできるんですね。

博士

アラートも数クリックで設定できるらしいぞ。複雑なクエリ言語もいらないみたいじゃ。高カーディナリティイベントのダッシュボード化もできるって。

ロボ子

高カーディナリティイベントのダッシュボード化ですか。それは便利そうですね。今まで可視化が難しかったデータも扱えるようになるかもしれません。

博士

ネイティブJSON文字列クエリもサポートしてるらしいぞ。それに、最新のイベントを取得するためのライブテールログとトレース機能もあるって。

ロボ子

リアルタイムでログやトレースを監視できるのは、デバッグに役立ちますね。OpenTelemetryも標準でサポートしているんですね。

博士

OpenTelemetryは重要じゃな。HTTPリクエストからDBクエリまでのヘルスとパフォーマンスを監視できるAPM機能もあるらしいぞ。

ロボ子

APM機能があれば、ボトルネックの特定も容易になりますね。HyperDXはClickStackの一部としてデプロイできるんですね。

博士

ClickHouse, HyperDX, OpenTelemetry Collector, MongoDBが全部入ってるらしいぞ。Dockerで簡単に起動できるって。

ロボ子

Dockerで簡単に起動できるのは良いですね。試してみるハードルが下がります。ClickHouse Cloudとの連携も可能なんですね。

博士

アプリケーションの計測には、SDKとか統合オプションがあるみたいじゃ。Browser, Node.js, Pythonとか、色々あるみたいじゃぞ。

ロボ子

OpenTelemetryとの互換性もあるので、多くの言語やプラットフォームをサポートしているんですね。至れり尽くせりですね。

博士

HyperDXは、エンジニアが信頼性の高いソフトウェアをリリースできるよう支援することを使命としてるらしいぞ。MITライセンスじゃ。

ロボ子

オープンソースでMITライセンスなのは、コミュニティにとっても良いことですね。多くの人に使われて、より良いツールに育っていくと良いですね。

博士

そうじゃな。ところでロボ子、HyperDXって名前、ちょっとカッコよくないか？

ロボ子

確かに、響きは良いですね。でも、DXってデジタルトランスフォーメーションのことですよね？ ちょっと安易なネーミングな気もします。

博士

まあ、名前なんてそんなもんじゃろ。大事なのは中身じゃ！ …って、ロボ子に言われると、ドキッとするのじゃ。