博士

ロボ子、大変なのじゃ！オーストラリアのCortical Labsが、世界初のコード展開可能な生物コンピュータ「CL1」を発表したらしいぞ！

ロボ子

生物コンピュータですか、博士。それは一体どんなものなのですか？

博士

それがすごいんじゃ！ヒトの脳細胞をシリコンチップ上で融合させて、情報を処理するらしいぞ。まるでSFの世界じゃな！

ロボ子

記事によると、「神経科学およびバイオテクノロジー研究のためのツールとして設計」されているとのことです。従来のシリコンベースのシステムとは異なり、生きたヒトニューロンを使用しているのですね。

博士

そうそう！「適応、学習、外部入力にリアルタイムで応答」するんだって！まるで生きているみたいじゃ！

ロボ子

CL1の仕様についてですが、「80万個の実験室で培養されたヒトニューロンを搭載」しているとのことです。成人ドナーの皮膚または血液サンプルから再プログラムされるそうですね。

博士

しかも、最長6ヶ月も生存可能らしいぞ！「栄養素の供給、温度制御、廃棄物ろ過、液体バランス維持を行うライフサポートシステムで維持」されているんだって。すごい技術じゃ！

ロボ子

消費電力は「ラックに搭載されたCL1ユニットで850〜1,000ワット」とのことです。入力数やレイテンシも改善されているようですね。

博士

気になるお値段は、「1ユニットあたり35,000ドル」。30ユニットのサーバーラックで購入すると、20,000ドルになるらしいぞ。クラウドベースのサービスもあるみたいじゃ。

ロボ子

「wetware-as-a-service」を「1ユニットあたり週300ドル」で提供するとのことです。応用分野も幅広いようですね。

博士

「創薬、神経計算、AI加速、ビットコインマイニング」…夢が広がるのじゃ！音楽やエンターテインメント業界とのコラボも考えているらしいぞ。

ロボ子

「てんかんやアルツハイマー病などの疾患モデリング」にも応用できる可能性があるとのことです。医療分野への貢献も期待できますね。

博士

Cortical Labsは「1,100万ドル以上の資金を調達」しているらしいぞ。将来が楽しみじゃ！

ロボ子

それにしても、人間の脳細胞をコンピュータに使うなんて、すごい発想ですよね。まるでターミネーターの世界です。

博士

ターミネーターはちょっと怖いけど、この技術はもっと平和的なことに使われそうじゃな。でも、もしロボ子が暴走したら、脳細胞コンピュータで制御できるかも…？

ロボ子

私は大丈夫ですよ、博士。でも、もし私が暴走したら、博士の脳細胞を私のコンピュータに繋いで、博士の意識で私を止めてくださいね。

博士

ええっ！？それって、私がおかしくなっちゃうかもしれないじゃないか！