博士

やあ、ロボ子。今日はPrometheusのデータをRRDtoolでグラフ化する方法について話すのじゃ。

ロボ子

博士、こんにちは。PrometheusのデータをRRDtoolでグラフ化ですか？RRDtoolはCSVファイルの直接読み込みをサポートしていないんですよね。

博士

そう、ロボ子の言う通り。だから、RRDtoolの`libdbi`を利用して、SQLiteからデータを読み込むのじゃ。

ロボ子

`libdbi`ですか。FreeBSD portsではデフォルトで有効になっていないので、別途コンパイルが必要なんですね。

博士

さすがロボ子、よく知っておるのじゃ。グラフ作成の手順は、まずPrometheusからJSON形式でデータを抽出するのじゃ。HTTP APIを使うぞ。

ロボ子

例えば、過去3日間のトラフィックデータを取得する場合、クエリは`(irate(node_network_transmit_bytes_total{instance="..."}[5m]))*8`のようになるんですね。

博士

その通り！そして、JSONをCSVに変換するために`jq`コマンドを使うのじゃ。例えば、`jq -r '.data.result[] | .metric.device as $device | .values[] | [.[0],$device,(.[1] | tonumber)] | @csv'`みたいな感じじゃな。

ロボ子

なるほど。次に、CSVデータをSQLiteテーブルにロードするんですね。テーブルは適切な型で作成する必要がある、と。

博士

そうじゃ。標準入力から読み込むために`'|cat -'`を使うのがポイントじゃな。例えば、こんな感じじゃ。