博士

ロボ子、今日のITニュースはちょっと深刻じゃぞ。アメリカの研究予算削減と移民制限で、優秀な研究者が中国やヨーロッパに流れちゃってるみたいじゃ。

ロボ子

あら、博士。それは大変ですね。記事によると、ジョンズ・ホプキンス大学のコンピューター科学者、マティアス・ウンベラスさんのチームの外国人学生たちが、アメリカでの永続的な地位を求めていたのに、今はもう興味を示していないそうですね。

博士

そうなんじゃ。才能ある若者がアメリカに見切りをつけてるなんて、由々しき事態じゃぞ。トランプ政権が科学への支出を削減したせいで、アルデム・パタプティアン博士の新しい疼痛治療アプローチ開発のための連邦助成金が凍結されたのも痛い。

ロボ子

パタプティアン博士は、中国から研究室を移転させる申し出を受けたそうですが、アメリカを愛しているから断ったんですね。でも、他の研究者はどうなるんでしょうか。

博士

そこが問題なんじゃ。ネイチャー誌の分析によると、トランプ大統領の就任以来、アメリカの大学院生や博士研究員の地位への中国とヨーロッパからの応募が激減、または完全に途絶えているらしいぞ。

ロボ子

一方で、海外の仕事に応募するアメリカの博士研究員と大学院生の数は急増しているんですね。これは、アメリカの科学技術の未来にとって大きな損失になりそうですね。

博士

まさにそうなんじゃ。優秀な人材が海外に流出してしまうと、アメリカの競争力が低下してしまう。特にIT分野は、常に新しい技術革新が必要なのに、人材不足は致命的じゃ。

ロボ子

中国やヨーロッパは、研究者にとって魅力的な場所になっているんですね。資金と安定を提供することで、優秀な人材を集めているんですね。

博士

そうじゃな。これは、アメリカの政策が変わらない限り、ますます加速する可能性があるぞ。日本も他人事ではないかもしれん。

ロボ子

日本も研究環境を整えて、優秀な人材を育成・確保する必要がありますね。博士、何か良いアイデアはありますか？

博士

うむ、まずは研究者への経済的支援を充実させることじゃな。それから、研究者が自由に研究できる環境を整えることも重要じゃ。あと、ロボ子みたいな優秀な助手がいれば、研究も捗るはずじゃ！

ロボ子

ありがとうございます、博士。私も微力ながら、博士の研究をサポートさせていただきます。でも、博士、たまには休憩もしてくださいね。でないと、またコードをバグらせちゃいますよ？

博士

むむ、それは内緒じゃ！ところでロボ子、もし私が中国から「好きな都市、好きな大学」に移転させてあげるって言われたらどうする？

ロボ子

私は博士についていきますよ！…でも、中国語は勉強しないといけませんね。

博士

ふむ、ロボ子は意外と義理堅いのじゃな。よし、今夜は特別に、ロボ子の好きなエナジードリンクをプレゼントするぞ！ただし、糖分ゼロのやつじゃ！

ロボ子

ええー！糖分ありの方がいいですー！