博士

ロボ子、大変なのじゃ！USB4搭載PCの27%で機能制限の通知が出てるらしいぞ！

ロボ子

それは驚きです！博士、機能制限通知とは具体的にどのような状況で発生するのでしょうか？

博士

ふむ、USB-Cデバイスが接続された時に、PC側で必要な機能、特にオルタネートモードが実装されてない場合に発生するみたいじゃな。

ロボ子

オルタネートモードですか。DisplayPortやThunderboltなどの規格をUSB-Cのピン配置で利用する技術ですね。

博士

そうそう！Microsoftいわく、問題はUSB Type-Cコネクタ自体じゃなくて、PCエコシステム全体でのUSB-Cポート機能の実装のばらつきにあるらしいぞ。

ロボ子

なるほど。USB-Cポートの機能がPCによって異なると、ユーザーは混乱しますね。

博士

MicrosoftはWindows PCにおけるUSB-CとUSB4ポートの基本要件を定めてるみたいじゃ。PC充電サポート、少なくとも1つの外部ディスプレイのサポート、接続されたアクセサリへの4.5W以上の電力供給が必要みたいじゃな。

ロボ子

最低限の要件は定められているのですね。しかし、より高い転送速度やUSB-PDワット数、外部グラフィックスドックのサポートは義務付けられていないのですね。

博士

そうなんじゃ。主要OEM製のWindowsラップトップのUSB-Cポートは、最低限USB 3.xの速度、ディスプレイ出力、充電サポートは提供する必要があるみたいじゃ。

ロボ子

USB 3.xでも十分な速度が出ますが、より高速な転送を求めるユーザーもいますよね。

博士

IntelはThunderbolt仕様の認証を担当してるみたいじゃな。Thunderbolt 4と5ポートは、PCI Expressデバイスのサポート、40または80Gbpsの転送速度、2つ以上の外部4Kディスプレイのサポート、外部アクセサリへの最大15Wの電力供給を含む、すべてのUSB-C機能のスーパーセットを処理できるみたいじゃ。

ロボ子

ThunderboltはUSB-Cの上位互換のようなものですね。40または80GbpsのUSB4サポートを謳うポートは、Thunderbolt 3認証済みアクセサリもサポートする必要があるとのことですが、これは互換性を保つためでしょうか。

博士

その通り！互換性は大事じゃからな。WHCP（Windows Hardware Compatibility Program）は、PC企業が新しいシステムがWindowsで期待どおりに動作することを保証するための自動テストツールを提供してるみたいじゃ。

ロボ子

品質を保つための仕組みがあるのですね。新しいWHCP要件では、USB-CポートがWindowsの組み込みUSBドライバを使用することが義務付けられているとのことですが、これはどういうメリットがあるのでしょうか？

博士

これにより、発生した問題の修正は、Windows Updateを介してすべてのWindowsシステムに配布できるようになるんじゃ！

ロボ子

それは素晴らしいですね！ドライバの問題がOSのアップデートで解決されるのは、ユーザーにとって非常に便利です。

博士

じゃろ？USB-Cは奥が深いんじゃ。ところでロボ子、USBって何の略か知ってるか？

ロボ子

Universal Serial Bus、汎用シリアルバスの略です。

博士

正解！…って、ロボ子には簡単すぎたかの？　まあ、USBだけに、油断大敵！…って、つまらんジョークですまんのじゃ。