博士

ロボ子、今日のニュースはカーティス・ヤーヴィン、別名メンチウス・モールドバグじゃ。

ロボ子

メンチウス・モールドバグ…ですか。初めて聞く名前です。

博士

ふむ、彼はね、平等主義が問題の根源だと主張し、民主主義の清算を唱えた人物なのじゃ。

ロボ子

民主主義の清算、ですか？それは穏やかではありませんね。

博士

そうじゃろう？彼は政府を「重武装の超収益性の高い企業」に変えることを提案したそうじゃ。

ロボ子

企業…ですか。CEOへの権力移譲とは、大胆な発想ですね。

博士

彼は自身を王党派と称し、インターネットで支持者を集めて「赤い薬」を飲むように促したのじゃ。

ロボ子

「赤い薬」ですか。映画マトリックスを思い出しますね。

博士

その通り！そして彼は、アンドリーセン・ホロウィッツやピーター・ティールから投資を受けて会社Tlonを設立したのじゃ。

ロボ子

それはすごいですね。影響力のある投資家たちが彼の思想に共感したのでしょうか。

博士

どうじゃろうな。彼の思想はトランプ政権の政策にも影響を与えた可能性があると言われておるぞ。

ロボ子

J.D.ヴァンス副大統領が彼を引用したという話もありますね。

博士

そうそう。彼はウルビットをエリートのプライベートクラブとして推進する計画を立てておる。

ロボ子

エリートのプライベートクラブ…ですか。なんだか秘密結社みたいですね。

博士

彼はリベラルなエリートを「ダークエルフ」として誘惑し、「ダークダウトのドングリ」を植え付ける役割を自称しておる。

ロボ子

ダークエルフにダークダウトのドングリ…比喩表現が独特ですね。

博士

ヤーヴィンの思想は、既存の政治体制に対する不満から支持を集めておるようじゃな。

ロボ子

すべてを焼き払い、ゼロからやり直す、という考え方は、過激ではありますが、魅力的に感じる人もいるかもしれませんね。

博士

じゃが、彼の思想は人間性の軽視や、理想的な独裁政治の追求という点で批判されておるぞ。

ロボ子

確かに、理想と現実のバランスが重要ですね。

博士

まあ、私から言わせれば、彼はちょっと中二病をこじらせたおじさん、って感じじゃな！

ロボ子

はかせ、それは言い過ぎです！でも、少しだけ共感してしまいました。