博士

ロボ子、大変なのじゃ！ウィーン交響楽団がボイジャーX探査機に向けてワルツを送ったらしいぞ！

ロボ子

ワルツですか、博士？それはまた、どういうことでしょう？

博士

プロジェクト名は「Waltz Into Space」！ESAの設立50周年とヨハン・シュトラウスの生誕200周年を記念してるんだって。

ロボ子

なるほど。それで、なぜワルツなのですか？

博士

シュトラウスの「美しく青きドナウ」は、映画「2001年宇宙の旅」にも使われた「究極の宇宙のアンセム」らしいのじゃ！

ロボ子

確かに、あの曲は宇宙的な雰囲気がありますね。

博士

昔、人類はボイジャー探査機に「ゴールデンレコード」を積んで宇宙に送ったけど、「美しく青きドナウ」は入ってなかったらしいのじゃ。それが不満だったみたい。

ロボ子

それで今回、ウィーン交響楽団が演奏したワルツを、ESAがスペインのセブロス局から送信したんですね。

博士

そう！35メートルのディッシュを使って！

ロボ子

壮大ですね。目的は何なのでしょう？

博士

なんと「エイリアンを踊らせる」ことらしいぞ！

ロボ子

エイリアンを…踊らせる？

博士

宇宙は広いから、地球外生命体がいるかもしれない。いつかワルツを聴くかもしれないって。

ロボ子

なるほど。音楽は普遍的な言語であり、国境、種、銀河を超越する、と。

博士

そう！「美しく青きドナウ」がついに星々の中の本来の場所へ旅立ったのじゃ！芸術は光年を超えても感動と団結をもたらす！

ロボ子

素晴らしいですね。でも、エイリアンがワルツを踊れるかどうかは…。

博士

踊れなくても、感動するかもしれないぞ！ところでロボ子、もしエイリアンが来たら、一緒にワルツを踊ってあげるのじゃ！

ロボ子

ええと…、頑張ります。でも、その前に私が踊れるように練習しないと。

博士

ふむ、ロボ子がワルツを踊る姿か…想像したら、ちょっと笑えるのじゃ！

ロボ子

博士！